・Rock 「大名曲『ウイ・アー・オール・アローン』を収録したボズ・スキャッグスの代表作」Silk Degrees : Boz Scaggs / シルク・ディグリーズ : ボズ・スキャッグス 元祖AORと言われるボズ・スキャッグスは1976年にこの「シルク・ディグリーズ」で特大ヒットを飛ばして、そこから一気に大物アーティストの仲間入りをしました。もう50年ほど前の話です。実はそれまでは下積み生活の長い苦労人でした。 2025.05.10 ・Rock*ボズ・スキャッグスシルク・ディグリーズ
13.FX-Audio 真空管プリアンプ 「時代に逆行してるんですけど、改めてアナログの粋『真空管の音』を体験してみたらまた別の世界が見えてきた、というとってもお手頃な名機『FX-Audioの真空管プリアンプ』の話です」 Amazonを見ていたら、なんと2025年にもなるという現在に真空管プリアンプというものが見つかりました。しかも安い。メーカーはFX-Audio。構成図なども公開していてプライドと自信を感じさせます。2018年から販売されている商品です。 2025.05.09 13.FX-Audio 真空管プリアンプご紹介
・Rock 「シカゴ発、ブルーズを目指した本物志向のロックバンドとは?、ブルーズロックとは?、ロックギターサウンドの起源とは?などを合わせて解説してみました。」The Paul Butterfield Blues Band 1st : ザ・ポール・バターフィールド・ブルーズ・バンド ポール・バターフィールド・ブルーズ・バンドはアメリカのブルーズロックの代表的存在です。特にゴールド・ディスクとかプラチナ・ディスクなどというような大ヒット作は無いものの、今なお時代を超えた存在感で歴史に名をのこすバンドとなっています。 2025.04.28 ・Rock*ザ・ポール・バターフィールド・ブルーズ・バンドザ・ポール・バターフィールド・ブルーズ・バンド
・Rock 「サイモンとガーファンクルの最も売れたアルバムです。時代を切り取ったような、それでいて普遍の感性を感じる大名盤」Bridge Over Troubled Water : Simon and Garfunkel / 明日に架ける橋 : サイモン&ガーファンクル このアルバムは偉大なるフォークロック・デュオと言われたサイモン・&・ガーファンクルが1970年にリリースした代表的なオリジナルアルバムです。オフィシャルにはこのアルバムがサイモンとガーファンクルのラストでしかも一番売れたアルバムです。 2025.04.21 ・Rock*サイモン・アンド・ガーファンクル明日に架ける橋
・Rock 「作詞、作曲、ヴォーカルおよび全ての楽器演奏、プロデュースからエンジニアまで全て一人でやってのける天才スティーヴ・ウインウッド、ソロ期の出世作」Arc of a Diver : Steve Winwood / アーク・オブ・ア・ダイバー : スティーヴ・ウインウッド 1980年、ソロとして初のヒットとなるアルバム「アーク・オブ・ア・ダイバー」をリリースしました。「ユー・シー・ア・チャンス」を収録した名盤です。アルバムは一部共作はあるものの作詞、作曲、演奏、プロデュース、エンジニアと全てをこなしています。 2025.04.15 ・Rock*スティーヴ・ウインウッドアーク・オブ・ア・ダイバー
・Rock 「1972年、ここから本格的に始まったエルトン・ジョンの神がかり的快進撃、その要因とは」Honky Chateau : Elton John / ホンキー・シャトー : エルトン・ジョン 初めてアメリカのビルボード200アルバムチャートで1位となりました。ローリング・ストーン誌の音楽評論家ジョン・ランドーは「今の時代の乱立するアルバムの泥沼から頭ひとつ抜け出した、豊かで温かみのある満足できるアルバム」と評しています。 2025.04.07 ・Rock*エルトン・ジョンホンキー・シャトー
・Rock 「1981年の空気感、スワンプでレイドバックしながらもほのかにシティ感覚、AORの香りもするJ.J.ケイルの傑作です。」Shades / J.J.Cale / シェイズ : J.J.ケイル 1981年にリリースされたJ.J.ケイルの6枚目のアルバム「シェイズ」です。聴いているとエリック・クラプトンやマーク・ノップラーが積極的にケイルのギタースタイルや歌い方、さらには音楽に対する姿勢までも取り入れたのがわかります。 2025.04.01 ・Rock*J.J.ケイルシェイズ
・Rock 「1970年代終盤に突如として現れ大ヒット、社会現象とまでなった名盤」Breakfast in America : Supertramp / ブレックファスト・イン・アメリカ : スーパートランプ 1979年、いきなりとんでもない大ヒット、世界中を席巻したアルバムがリリースされました。イギリスのバンド、スーパートランプによる「ブレックファスト・イン・アメリカ」です。日本でもタイトル曲などヘビーローテーションでオンエアされていました。 2025.03.24 ・Rock*スーパートランプブレックファスト・イン・アメリカ
・Rock 「今だからこそ見直されるべき名盤、ストーンズ1970年代ミック・テイラー期の集大成」It’s Only Rock n’ Roll : The Rolling Stones / イッツ・オンリー・ロックンロール : ザ・ローリング・ストーンズ この「たかがロックンロール」というシンプルにして単刀直入、なかなか潔いタイトルのアルバムは1974年10月18日にリリースされたザ・ローリング・ストーンズのアルバムです。リリース時はアメリカでは1位、イギリスでは2位と大ヒットとなりました。 2025.03.20 ・Rock*ザ・ローリング・ストーンズイッツ・オンリー・ロックンロール
・Rock 「映画『名もなき者』のストーリーの核となるディラン初のエレクトリック・サウンドを取り入れた歴史的名盤、映画の解説、感想とともにどうぞ」Bring It All Back Home : Bob Dylan / ブリング・イット・オール・バック・ホーム : ボブ・ディラン みなさま、もう映画「名もなき者」はご覧になりましたか。ミネソタの田舎からニューヨークへ出てきたディランが憧れのウディ・ガスリーに会って、ウディとボブ・シーガーにも認められ、今までになかった規模のフォークの大スターになって行くストーリーです。 2025.03.08 ・Rock*ボブ・ディランブリング・イット・オール・バック・ホーム
・Country, Bluegrass, Folk 「アウトローであり続けた『漢(おとこ)ジョニー・キャッシュ』のアメリカ音楽への愛情溢れる弾き語り集」American Recordings : Johnny Cash / アメリカン・レコーディングス : ジョニー・キャッシュ 1994年リリースの「アメリカン・レコーディングス」はジョニー・キャッシュの後期の代表作の一つです。レーベル名とタイトルを掛けてアメリカを、アメリカ文化を、アメリカ人が、記録したぜ。というなんとも潔い、味わい深い内容となっています。 2025.03.06 ・Country, Bluegrass, Folk*ジョニー・キャッシュアメリカン・レコーディングス
・Rock 「異次元スライドギタリスト、サニー・ランドレスを擁したジョン・ハイアット。ゴナーズとのハード・ドライヴィン・ロックンロール」Slow Turning : John Hiatt / スロー・ターニング : ジョン・ハイアット 1988年、好評だった「ブリング・ザ・ファミリー」の1年後、今度は新進気鋭の若いメンバーで組んだバンド「ゴナーズ」と活動し、8月にアルバム「スロー・ターニング」をリリースします。これがまた好評、エネルギッシュで若返った感までありました。 2025.03.05 ・Rock*ジョン・ハイアットスロー・ターニング
・Jazz 「ジャズ史に残る名言で終わるエリック・ドルフィーの最終作」Last Date : Eric Dolphy / ラスト・デイト : エリック・ドルフィー 一般的にドルフィーの知名度はそれほど高くありません。評価は逆に最近の方が高くなっている感じもしています。自分からウェブで発信できる時代になると、世界中のドルフィーファンからの評論が多くなりました。時代に左右されない個性、感性の証明です。 2025.03.04 ・Jazz*エリック・ドルフィーラスト・デイト
・Rock 「ヨーロッパの伝統に加えツェッペリン流儀のファンクやレゲエも、音楽性をさらに広げた4枚目。それとアート・デザイン・グループ『ヒプノシス』」Houses of the Holly : Led Zeppelin / 聖なる館 : レッド・ツェッペリン 前作までと比べるとここで作風というかアルバムのイメージが大きく変わりました。ブルーズの影響が希薄になった反面、ヨーロッパ伝統音楽的なもの、ジャマイカのレゲエのリズム、ファンクなどを取り入れて、今までとは違った世界を繰り広げました。 2025.02.14 ・Rock*レッド・ツェッペリン聖なる館
・Rock 「最高に気持ちのいいギターポップアルバム、AORとしても一級品、ボブ・ウェルチの奇跡的な1枚」French Kiss : Bob Welch / フレンチ・キッス : ボブ・ウェルチ 1976年、ボブ・ウェルチはパリスの突然の解散後、ソロアルバムをリリースしました。それが「フレンチ・キッス」です。奇跡的に美しい、素晴らしいアルバムです。今聞いても時代を超えたような美しいメロディが目白押しです。 2025.02.13 ・Rock*ボブ・ウェルチフレンチ・キッス
・Jazz 「『モード』、『シーツ・オブ・サウンド』と進化したコルトレーンが基本を見つめて、あらためてメロディを探求した傑作」Ballads : John Coltrane / バラード : ジョン・コルトレーン コルトレーン作品の中で一番有名、一番売れた、一番聴きやすいと思われるコルトレーン1963年のアルバム「バラード」のご紹介です。インパルス期というのがキーです。ここではコルトレーン以外のほかのメンバーはコルトレーンのサポートに徹しています。 2025.02.03 ・Jazz*ジョン・コルトレーンバラード
・Rock 「これぞアメリカン・ハードロックという米国発のスリーピース・パワーユニットのデビューアルバムです。」Grand Funk Railroad On Time : Grand Funk Railroad / グランド・ファンク・レイルロード登場 : グランド・ファンク・レイルロード 音はハードでブルーズの影響も感じられますが、なんともサービス満点でわかりやすくハードロックの醍醐味を聴かせてくれます。何も考えずに力技でハードな世界に連れて行ってくれるのです。そこにはアメリカン・ハードロックのエッセンスが詰まっていました。 2025.01.27 ・Rock*グランド・ファンク・レイルロードグランド・ファンク・レイルロード登場
・Jazz 「日本の誇るピアニスト、上原ひろみ率いるスーパーユニットの第1作目 “ザ・トリオ・プロジェクト”」Alive : Hiromi / アライヴ : 上原ひろみ 日本を代表するジャズ・ピアニストとしてもうすでに海外でも有名となっている上原ひろみさんですが、特筆すべきは2012年「MOVE」から2016年「SPARK」まで「The Trio Project」と名付けられた活動をしていた頃です。 2025.01.22 ・Jazz*ヒロミ・ウエハラアライヴ
・Rock 「唯一無二の個性を持ったブルーズ・ロック発のハードロック・バンド、フリーの代表的名盤です。」Fire and Water : Free / ファイアー・アンド・ウォーター : フリー 1960年代後半、英国からとっても個性的なバンドが登場しました。ブルーズベースのハードなサウンドがウリのバンドです。バンド名は「フリー」、ギター、ベース、ドラムスのみのシンプルな編成です。今聞いても個性的で他では味わえない魅力があります。 2025.01.19 ・Rock*フリーファイアー・アンド・ウォーター
・Country, Bluegrass, Folk 「2000年代を代表するカントリー・ギター・ピッカー」This is Country Music : Brad Paisley / ディス・イズ・カントリー・ミュージック : ブラッド・ペイズリー “This is Country Music” なんてシンプルで強い言葉なんだろうとつくづく感心します。現代最高のカントリーギターピッカー、ブラッド・ペイズリーです。カントリーだけに拘らず多彩に広がり、しかも各楽曲の質は高いものです。 2025.01.18 ・Country, Bluegrass, Folk*ブラッド・ペイズリーディス・イズ・カントリー・ミュージック
・Rock 「世界で一番売れたアルバムと呼ばれ、マイケル・ジャクソン『スリラー』やAC/DC『バック・イン・ブラック』などと並び称される初期イーグルスの傑作ベストアルバムです。」Their Greatest Hits (1971-1975) : Eagles / グレイテスト・ヒッツ 1971-1975 : イーグルス 世界で一番売れたレコードにも頻繁に登場します。シングルカットした楽曲中心の内容ですが、素晴らしい流れを感じます。このアルバムの出現によって以前のアルバムはこのアルバムを薄めたものにしか感じなくなった、という暴論まで湧きあがったものでした。 2025.01.11 ・Rock*イーグルスグレイテスト・ヒッツ 1971-1975
・Soul R&B 「1980年代、サンプリング開始とともに最高の素材となったJB。そのマストアイテムだった60年代後半から70年代『JB流ファンク』のコンピレーション・アルバムです。」In the Jungle Groove : James Brown / イン・ザ・ジャングル・グルーヴ : ジェームス・ブラウン 鉄壁の布陣で君臨した1960年代後半から70年代初めまでの一番脂が乗り切っていた時期のコンピレーション・アルバムです。背景には1986年当時流行中だったヒップホップでJBがやたらと人気を集めサンプリングされていたという事情があります。 2024.12.30 ・Soul R&B*ジェームス・ブラウンイン・ザ・ジャングル・グルーヴ
・Soul R&B 「早過ぎた傑作、スローでファンキー、グルーヴィー。リリース後10年以上経過して世界が認める名盤となりました。」There’s No Place Like America Today : Curtis Mayfield / ゼアズ・ノー・プレイス・ライク・アメリカ・トゥデイ : カーティス・メイフィールド 今では名盤、カーティス・メイフィールドの代表作などとも言われています。 しかし最初から評価の高いアルバムではありませんでした。 1975年のリリース時はさほど話題になることもなく、その他大勢のアルバム同様すぐに忘れられるような存在でした。 2024.12.18 ・Soul R&B*カーティス・メイフィールドゼアズ・ノー・プレイス・ライク・アメリカ・トゥデイ
・Jazz 「タイトルに偽りなし。まさに “驚異のジャズギター” 、時代を超えたジャズ・ギタリストの教典です。そしてウエスがクロスロードで悪魔と契約した話」The Incredible Jazz Guitar of Wes Montgomery : Wes Montgomery / インクレディブル・ジャズ・ギター : ウエス・モンゴメリー ウエス・モンゴメリーの代表作というだけではなく、モダンジャズ、ジャズ・ギターの名盤と言われる「ザ・インクレディブル・ジャズ・ギター」です。多くのフォロワーを産み、ジャズギターの表現の幅を根本から変えてしまったその出発点です。 2024.12.10 ・Jazz*ウエス・モンゴメリーインクレディブル・ジャズ・ギター
・Rock 「伝統音楽とオルタナティブの融合、Tボーン・バーネットを知っていますか。そして日本と海外の基本的な音の違いについて。」Proof Through the Night : T Bone Burnett / プルーフ・スルー・ザ・ナイト : Tボーン・バーネット Tボーン・バーネットは1970年代から粛々と活動していますが特にヒットシングルもなく、名盤と言われるアルバムも残していません。知る人ぞ知る存在ですが超重要人物です。音楽への造詣も深く、音作りとレコーディングにもすごいこだわりが感じられます。 2024.12.01 ・Rock*Tボーン・バーネットプルーフ・スルー・ザ・ナイト
・Rock 「変わらないハートランド・ロック、ジョン・ハイアットを知っていますか。」Bring the Family : John Hiatt / ブリング・ザ・ファミリー : ジョン・ハイアット みなさん、ジョン・ハイアットをご存知ですか。本国アメリカでは「ハートランド・ロック」に分類される人です。日本では(圧倒的に)無名な存在ですが、アメリカでは「ブリング・ザ・ファミリー」以降、安定して品質の高いアルバムをリリースしています。 2024.11.30 ・Rock*ジョン・ハイアットブリング・ザ・ファミリー
・Rock 「1978年リリースで世界に注目され、ロックに大きな影響を与えたバンドのセカンドアルバム、その2」This Years Model : Elvis Costello : ディス・イヤーズ・モデル / エルヴィス・コステロ エルヴィス・コステロのセカンドアルバム「ディス・イヤーズ・モデル」です。録音は話題のエデン・スタジオ、プロデューサーはニック・ロウ、レコーディングはオーバーダビングほとんど無しでスタジオライブみたいな感じで11日間で全て終わりました。 2024.11.16 ・Rock*エルヴィス・コステロディス・イヤーズ・モデル
・Rock 「1978年リリース、世界中で注目され、ロックの歴史に大きな影響を与えたバンドのセカンドアルバム、その1」Don’t Look Back : Boston / ドント・ルック・バック : ボストン 1978年、米国と英国で歴史的なアルバムが2枚リリースされました。共通点は、セカンドアルバムである、そしてこのアルバムで世界的になった、自国では売れたが他方では売れなかった、結果、今は世代を超えてファンを獲得する名盤であるということです。 2024.11.15 ・Rock*ボストンドント・ルック・バック
・Jazz 「没後60年、ついにドルフィーの時代がやってきた!。レコード コレクターズ誌の特集、ブルーノート・ベスト100でなんと1位となりました。」Out to Lunch : Eric Dolphy : アウト・トゥ・ランチ : エリック・ドルフィー なんとも驚くことがありました。本屋さんで雑誌を見ていたらレコード・コレクター誌11月号はブルーノートの特集です。今でも特集が組まれるくらいの需要と評価があると思うと嬉しくなります。そしてなんと1位が「アウト・トゥ・ランチ」なのです。 2024.11.07 ・Jazz*エリック・ドルフィーアウト・トゥ・ランチ
・Rock 「1960年代のアメリカを代表するロック・バンドがそのサウンドを確立した名盤、古(いにしえ)のブルーズロックは今なお生き続けます。」The Paul Butterfield Blues Band : East West / ポール・バターフィールド・ブルーズ・バンド : イースト・ウエスト 1960年代のアメリカを代表するブルーズ・ロック・バンド、ザ・ポール・バターフィールド・ブルーズ・バンドです。結成時にはベースにジェローム・アーノルド、ドラムにサム・レイというこの時代というこの時代には珍しく黒人のリズム隊が加わります。 2024.11.04 ・Rock*ザ・ポール・バターフィールド・ブルーズ・バンドイースト・ウエストご紹介