01.初めに

01.初めに(戯言をひとつ)

1960年初めの頃、ジャズ評論家のアイラ・ギトラーは「ブルースは音楽の背骨である」という言葉を残しました。それに遅れること20年、私もそれを実感することとなりました。ブルーズに一旦魅了されると、いろんな音楽を聴く楽しみが増えていったのです。
・Rock

「ブルーズ・ロックの頂点、ハードロックの原点と言われたイギリスの3ピース・パワーユニット、クリームの1966年デビューアルバム」Fresh Cream : Cream / フレッシュ・クリーム : クリーム

1966年12月9日にリリースされた英国人エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーによるロックバンド、クリームのデビュー・アルバムです。ロックの歴史においてこの時初めて「スーパーグループ」という言葉が使用されました。
・Jazz

「ブルーズを中心にヴァーサタイルな音楽スタイルで魅了させるケニー・バレル1965年の名盤」Kenny Burrell Guitar Forms / Kenny Burrell / ケニー・バレルの全貌 : ケニー・バレル

ヴァーヴでは1963年にジミー・スミスと共演してからの2枚目にあたります。当時はすでに10年近くのキャリアでベテランの域に入っていました。邦題で「ケニー・バレルの全貌」とあるようにケニー・バレルが自分の音楽的な幅を表現したアルバムです。
・Rock

「1984年、社会現象とまでなったザ・ボス、ブルース・スプリングスティーン渾身の大ヒット作、弾き語りの「ネブラスカ」と表裏一体です。」Born in the USA : Bruce Springsteen / ボーン・イン・ザ・USA : ブルース・スプリングスティーン

「ボーン・イン・ザ・USA」は1984年6月4日にリリースされたブルース・スプリングスティーンの7枚目のスタジオ・アルバムです。リリースされると社会現象と言われるくらいにヒットしました。当時は音楽以外のメディアでも頻繁に取り上げられました。
・Rock

「万年赤字経営だったザ・フーがやっと世界的なロック・バンドとなったアルバムで、起死回生のロック・アンセムです。」Tommy : The Who / トミー : ザ・フー

イギリスのロックバンド、ザ・フーが1969年5月19日にリリースしたオペラの手法をを取り入れたトータル・コンセプト・アルバムで、ザ・フーの代表作とされることも多い大作、ロックの名盤です。全英2位、全米4位という大ヒットとなりました。
・Soul R&B

「追悼スティーヴ・クロッパー第2弾、M.Gズの1970年のアルバムはなんとビートルズ「アビー・ロード」のフルコピーです。」McLemore Avenue : Booker T.& the M.G.’s / マクレモア・アヴェニュー : ブッカー・T・アンド・ザ・M.G.ズ

1970年4月にリリースした10枚目のスタジオ・アルバムで、内容はビートルズのラスト・アルバム「アビー・ロード」のカバーです。タイトルはスタックス・レコード社屋の前の通りの名称であり、4人で道路を横切る構図というシャレの効かせようです。
・Soul R&B

「追悼スティーヴ・クロッパー、サザン・ソウルの名門スタックス・レコードを支えた職人集団、ブッカー・T・アンド・ザ・M.G.ズの歴史に残るデビュー・アルバムです」Green Onions / Booker T.& the M.G.’s / グリーン・オニオン : ブッカー・T・アンド・ザ・M.G.ズ

メンフィスにあったサザン・ソウルの名門スタックス・レコード。そこのハウスバンドとして数多の名曲に参加しているのがブッカー・T・アンド・ザ・M.G.ズです。彼らの奏でるサウンドがスタックスのサウンドとして世界中に認知されることになります。
・Jazz

「ウエス・モンゴメリーが奏でるジャズギターの真骨頂、ウイントン・ケリー・トリオとの白熱のライブ」Smokin’ at the Half Note : Wes Montgomery and The Wynton Kelly Trio/ スモーキン・アット・ザ・ハーフ・ノート :  ウエス・モンゴメリー・アンド・ウイントン・ケリー・トリオ

1965年にリリースされたジャズ・ギターの巨匠ウエス・モンゴメリーとウイントン・ケリー・トリオによるアルバムです。ハーフ・ノートのライブということですが、なぜかLPはA面2曲がタイトルのライブ、B面3曲はスタジオ・ライブという仕様でした。
・Rock

「トッド・ラングレンにしては珍しく粋なジャケットデザイン、歴史に残る1970年代名作ライブの一つです」Back to the Bars: Todd Rundgren / 未来への回帰 : トッド・ラングレン

「バック・トゥ.ザ・バーズ=邦題 : 未来への回帰」はロック界の奇才トッド・ラングレンが1978年にリリースした初のライブアルバムです。初期からの代表曲をまとめたベスト的な意味合いを持ったライブ盤でもあり、高い評価を受けることになります。 
・Rock

「ジャケットさえ良ければ、といつも思わせるトッド・ラングレンの珠玉のメロディがいっぱい詰まった名作」Runt. The Ballad of Todd Rundgren / ラント: ザ・バラッド・オブ・トッド・ラングレン

トッド・ラングレンは軽音楽の天才です。メロディー・メイカーぶりを存分に堪能できるアルバムがこのセカンドアルバム「ラント・ザ・バラッド・オブ・トッド・ラングレン」です。しかし紹介する方もなんか気が引けるのがこのジャケット・デザインなのです。
・Rock

「流石のザ・ローリング・ストーンズ。失敗、失墜を恐れることなくファンクやレゲエに果敢に挑戦した骨太な名盤、50周年を記念したスティーヴン・ウィルソン・リミックスでいかが?」Black and Blue : The Rolling Stones / ブラック・アンド・ブルー : ザ・ローリング・ストーンズ

2025年11月、ザ・ローリング・ストーンズのアルバム「ブラック・アンド・ブルー」の最新リマスターがリリースされました。オリジナルは1976年4月23日、13枚目のスタジオアルバムです。基本的にこれも50周年記念盤と言っていいかと思います。
・Rock

「1960年代『神童』と謳われたイギリスのソウルフルな声を持つ天才ミュージシャン、さらに1980年代にピークを持ってきました」Back in the High Life : Steve Winwood / バック・イン・ザ・ハイ・ライフ : スティーヴ・ウインウッド

前述の大物ロック・アーティストたちと同じベースを持ちながら、ここで第一線に返り咲いた、いやむしろここにピークを持ってきました。リズムの主流が変化した中でも彼の作るサウンドは大成功、というか彼の音楽歴でも1番ヒットした時代となったのです。
・World Music

「1977年英国レコーディング。レゲエをベースに様々なリズムを加えて太く大きくグルーヴするボブ・マーリー・アンド・ザ・ウェイラーズの代表作」Exodus : Bob Marley and the Wailers / エクソダス : ボブ・マーリー・アンド・ザ・ウェイラーズ

ボブ・マーリーは今なおレゲエおよびロックにおいて最重要なアイコンです。リリースしたアルバムは全て秀作、いろんな方面からの評価も高く、音楽界全てに影響を与えました。中でも代表作の一つがこの1977年にリリースされた「エクソダス」です。
・Rock

「エルトン・ジョンらしい美メロ溢れる、派手さはないけどとっても質の高いコンセプト・アルバムです」Captain Fantastic and the Brown Dirt Cowboy : Elton John / キャプテン・ファンタスティック : エルトン・ジョン

エルトン・ジョンが1975年の絶頂期にリリースしたアルバムで、内容は作曲家エルトン・ジョンが「キャプテン・ファンタスティック」であり、作詞家バーニー・トゥーピンが「ブラウン・ダート・カウボーイ」として描かれているコンセプトアルバムです。
・Rock

「今や古典となった思い出の「ディープ・パープル・ライブ・イン・ジャパン」、最新のスティーヴン・ウィルソン・リミックスでいかが?」Made in Japan : Deep Purple / ライブ・イン・ジャパン / ディープ・パープル

2025年「デラックス・エディション」「デラックス・ボックス」がリリースされまました。その中の「スティーヴン・ウィルソン・リミックス」は音楽配信サイトで単体販売(配信)されています。しかもとってもリーズナブルな価格設定となっております。
・World Music

「後のパンク、ニューウェイブにも多大な影響を与え、レゲエを世に知らしめた熱狂のライブ・アルバム」Live! : Bob Marley and the Wailers / ライブ! : ボブ・マーリー・アンド・ザ・ウェイラーズ

レゲエ・ミュージックを一気に世界中に知らしめたのはボブ・マーリー・アンド・ザ・ウェイラーズです。その中でもどのアルバムが、と言われれば最初に思い浮かぶのはこのライブアルバムです。1975年7月のロンドンのコンサートの模様を記録したものです。
・Soul R&B

「歌いたい、聴かせたい、届けたい、心からの生きたブルーズ。時は1963年。R&B熱量100%、観客一体となった超絶ライブ」Etta James Rocks the House : Etta James / エタ・ジェイムス・ロック・ザ・ハウス

1963年の12月13日、アルゴ・レコードから凄まじいライブアルバムがリリースされました。「エタ・ジェイムス・ロック・ザ・ハウス」直訳すると「エタ・ジェイムス、会場を沸かせる」まさにそういうタイトル通りのライブアルバムでした。
・Soul R&B

「『ブルーズの女王』、エタ・ジェイムスのチェスでのソロデビュー作、名盤です。そして今youtubeで無料公開されている『キャデラック・レコード音楽でアメリカを変えた人々の物語」』と共に」At Last! : Etta James / アット・ラスト : エタ・ジェイムス

今もヴォーカリストで最も過小評価されているのでは?と思われる女性ヴォーカリストがいます。アメリカのシンガー、ソングライターで1950年代からプロ活動をしていた「ブルーズの女王」エタ・ジェイムスです。彼女ぬはなんとも苦難の歴史がありました。
・Rock

「初めて全米NO.1ヒットとなった『ザ・ボス』ことスプリングスティーン珠玉の2枚組大作」The River : Bruce Springsteen / ザ・リバー : ブルース・スプリングスティーン

5枚目のスタジオアルバムです。前作から2年、この満を持しての2枚組大作は自身初めてのビルボード・ヒットチャートでトップになり、本国アメリカでは押しも押されぬ大スターとなりました。硬軟とりまぜた、動と静をうまく絡めた構成は大当たりでした。
・Jazz

「一番ブルーズを感じさせるジャズ・ギタリスト、ケニー・バレルのブルーノート代表作」Midnight Blue : Kenny Burrell / ミッドナイト・ブルー : ケニー・バレル

1963年1月8日にリリースされました。昔から感じていることなんですが、このアルバムはそんなに聴き込んだわけでもないのに、バックの演奏もこの上なくシンプルなのに、自然と次に出てくるギターやサックスのフレーズがわかるようになるんです。 
・Soul R&B

「追悼、異端の天才スライ・ストーン。文化をも巻き込みファンクもロックも変えた1970年代の傑作、スライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーン『暴動』です」There’s a Riot Goin’ On : Sly and the Family Stone / 暴動 : スライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーン

スライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーンの名盤「スタンド!」に続いて、見方によっては更なる重要作とも言われる「暴動」です。このバンドが他のブラック・ミュージックのファンク・バンドと違い、この時代には珍しい黒人、白人の混成バンドでした。
・Jazz

「独特のサウンドが『デクスターのり』と言われたファンキーで歌心あふれる個性派テナーサックス奏者デクスター・ゴードン。ブルーノートの代表作です」Go! : Dexter Gordon / ゴー! : デクスター・ゴードン

 モダンジャズの歴史において最も熱く、勢いがあり、華やかかりし時代は1950年代から1960年代に掛けてでした。 現在のジャズのイメージはこの頃に出来上がったと言っても過言ではありません。 理由の一つと...
・Rock

「ザ・バーズのフォークロック期の集大成、ディランも認めたセカンドアルバムを勝手に妄想解説です」Turn! Turn! Turn! / The Byrds / ターン!・ターン!・ターン! :  ザ・バーズ

 1965年6月にデビューアルバム「ミスター・タンブリン・マン」でヒットを飛ばして快調に発進したザ・バーズです。半年後の同年12月にはセカンドアルバム「ターン!・ターン!・ターン!」をリリースします。 ...
・Rock

「1980年代を代表するブルーズ・ギタリストのデビュー・アルバム。同じくテキサスの先輩、ジョニー・ウインターとの違いも合わせて」Texas Flood : Stevie Ray Vaughan & Double Trouble / テキサス・フラッド – ブルーズの洪水 : スティーヴィー・レイ・ヴォーン&ダブル・トラブル

1980年代のブルーズリヴァイバルというブームがありました。その中心にいたのがスティービー・レイ・ヴォーン・アンド・ダブル・トラブルです。1983年、デヴィッド・ボウイが「レッツ・ダンス」でギターに起用して大ヒットさせたことから始まります。
・Rock

「1970年代ロックの教科書的なドラムとベース、そしてディストーションギターを多用したスティーリー・ダンの一番ロックな一枚。2025リマスター・バージョンと合わせての感想です」The Royal Scam : Steely Dan / 幻想の摩天楼 : スティーリー・ダン

「The Royal Scam /ザ・ロイヤル・スカム」は1976年5月31日にリリースされた5枚目のスタジオアルバムです。タイトルを直訳すると「王室詐欺」となるのですが邦題は「幻想の摩天楼」という素晴らしいものとなりました。
・Rock

「エリック・クラプトン30歳の記録、クラプトンの中でも一番レイドバックした、飽きのこない大人なアルバムです。ついでにスピーカーのエッジ交換をした話」There’s One in Every Crowd : Eric Clapton / 安息の地を求めて :  エリック・クラプトン

レコーディングはマイアミのクリテリア・スタジオ、ジャマイカのダイナミック・サウンド・スタジオで行われました。
ここで聞かれるのはゆったりのんびりしたレゲエ・サウンドです。
それをベースにブルーズ、ゴスペルなどをアレンジしていきます。 
・Blues

「悲哀に満ちたヴォーカル、ギターのカポタストは鉛筆と輪ゴム。ブルーズを体現していたスリーピー・ジョン・エステス」The Legend of Sleepy John Estes : Sleepy John Estes / スリーピー・ジョン・エステスの伝説 : スリーピー・ジョン・エステス

エステスは若い頃から枯れた老人みたいな声であったためかなり年配だろうと思われており、更にはビッグ・ビル・ブルーンジーがエステスは死んだ旨のこと記していたなどの理由で、1960年代になるとエステスはとうに死んだものとなっていました。
・Rock

「夏だ!、バンドだ!、南十字星だ!。ということでザ・バンドの魅力を語ってみます」Northern Lights – Southern Cross / The Band / 南十字星 : ザ・バンド

このアルバムはリリース時には大して売れませんでした。結果に落ち込んだロビー・ロバートソンは限界を感じて解散を決意したとも言われています。 しかし今では評価は逆転して大名盤です。私的にも飽きることなく聴くたびに新しい発見があるアルバムです。
・Rock

「続、今だからこそ評価されるべきストーンズのポップでちょっとレイドバックしたサウンドのアルバム」Goats Head Soup : The Rolling Stones / 山羊の頭のスープ : ザ・ローリング・ストーンズ

前作「メインストリートのならず者」よりは音が綺麗で全体のトーンが明るく穏やか、夏に聴くには最高です。しかも聴き込むほどに隠れたメロディが聞こえてきそうになります。ここには珍しく、ちょっとレイドバック方面に向かっているストーンズがいます。
・Rock

「やっと出ました。キンクスの60周年企画を締めくくる第3弾です」The Journey – Part 3 : The Kinks / ザ・ジャーニー・パート3 :  ザ・キンクス

一枚目はスタジオ録音のリマスターによるベスト盤的な選曲で、二枚目は1993年のロイヤル・アルバート・ホールでのライブです。はい、最近のスペシャルとかデラックス・エディションによくある本編に続いて未発表ライブを追加しました、というやつですね。
・Rock

「『イギリスのハードロック界のパイオニア』と称されたフリーのデビューアルバム」Tons of Sobs : Free / トンズ・オブ・ソブス :  フリー

1969年にイギリスで四人組のバンドが現れました。全員まだティーンエイジャーですが、とてつもなくハードな音でブルーズを演奏するバンドです。名は「フリー」、音数が少なく間を活かしたハードでパワフルでブルージーなサウンドが身上でした。
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