・World Music

「レゲエ界のビッグ・アイコン=ボブ・マーレーの世界を震撼させたアイランド・レーベルからのデビューアルバム」Catch a Fire : Bob Marley and the Wailers / キャッチ・ア・ファイアー : ボブ・マーリー・アンド・ザ・ウェイラーズ

ボブ・マーリー世界制覇の出発点と言えるアルバムがこのボブ・マーリー・アンド・ザ・ウェイラーズの「キャッチ・ア・ファイアー」です。 このアルバムは、世界に向けた市場をもつジャマイカのアイランド・レーベルからのファースト・アルバムとなります。
・Jazz

「黒人初のヘビー級チャンピオン、ジャック・ジョンソンをハードロックとファンクの融合と言われた激しいサウンドでマイルスは描きました。」A Tribute to Jack Johnson : Miles Davis / ジャック・ジョンソン : マイルス・デイヴィス

「ビッチズ・ブリュー」が最終地点ではありませんでした。たぶんマイルスは自らの最終地点など考えても、思ってもいないことでしょう。
次なる表現を模索します。それがアルバムとしては1971年2月24日リリースの「ジャック・ジョンソン」です。
・Rock

「シンプルながら全てがスタンダードとなった、捨て曲なしの大名盤。ポップで奥行きのある楽曲群には1970年代の空気が見事にパッケージングされました。」Tapestry : Carole King / つづれおり : キャロル・キング

キャロル・キングの代表作といえば1971年リリース「Tapestry=つづれおり」。シンプルなサウンドながら全てがスタンダードとなった、捨て曲なしの大名盤でポップで奥行きのある楽曲群に1970年代の空気が見事にパッケージングされました。 
・Rock

「ロビー・ロバートソンの本来考えていた曲順をボブ・クリアマウンテンのリミックスで見事にアップデートしたザ・バンドの2020年版3rdアルバム」Stage Fright : The Band / ステージ・フライト : ザ・バンド

2020年に曲順を変えてリリースされたザ・バンドの3rdアルバム、「ステージ・フライト50周年記念エディション」は今までと違った印象になりました。さらにボブ・クリアマウンテンのリミックスで音質もさらにリアルになっています。
・Soul R&B

「1971年の(フォークとロック)/(ソウルとファンク)の邂逅、SSW ✖️ アイズレー・ブラザーズ」Givin’ It Back : The Isley Brothers / ギヴィン・イット・バック : アイズレー・ブラザーズ

ソウル、ファンクバンドでロックの曲をカバーしたバンドがありました。それが今回のアイズレー・ブラザーズです。 1971年にアルバム「ギヴィン・イット・バック」がリリースされました。「それを返してください」というアルバムタイトルは意味深です。
*ニール・ヤング

「現存するロックの生き神様、ニール・ヤングのフォーク時代を象徴する傑作」After The Gold Rush : Neil Young / アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ : ニール・ヤング

1960年代からアルバムをリリースし続け、一定の人気を保っているミュージシャンはそれほど多くははありません。中でも別格の存在がニール・ヤングです。最近はもうボブ・ディランやローリング・ストーンズと同じくロックの生き神様となって感もあります。
紫の峡谷

「豊穣なアメリカ南部トラディショナル・ミュージックをアップデートし、再構築して紹介する音楽の伝道者」Into The Purple Valley : Ry Cooder / 紫の峡谷 : ライ・クーダー

豊穣なアメリカ南部トラディショナル・ミュージックをアップデートし、再構築して紹介する音楽の伝道者。そういう我が道をいくミュージシャンですが、ブルーズ、フォーク、ロックにハマればハマるほど無視できない存在になってくる人です。
・Soul R&B

「ファンク、ゴスペル、レゲエのニューオリンズ風味、1980年代を代表するニューオリンズの老舗バンド」Yellow Moon : The Neville Brothers / イエロー・ムーン : ザ・ネヴィル・ブラザーズ

ニューオリンズのリズムといえばセカンドラインです。セカンドライン・ファンクの雄、ザ ・ミーターズから派生したバンド、「ザ ・ネヴィル・ブラザーズ」はこの1989年にリリースした4枚目の名盤「イエロー・ムーン」で世界的にブレイクしました。 
・Jazz

「エリントンのキャリアの中で、最高のパフォーマンスだった。ジャズのこれまで、そしてこれからもあり得る全てを象徴していた、と評されたビッグバンド・ジャズ名演の記録」Ellington at Newport : Duke Ellington / エリントン・アット・ニュポート : デューク・エリントン

エリントンのキャリアの中で、最高のパフォーマンスだった。ジャズのこれまで、そしてこれからもあり得る全てを象徴していた、と評されたビッグバンド・ジャズ名演の記録、1957年ニューポート・ジャズ・フェスティバル
・Blues

「誰もブラインド・ウィリー・マクテルのようにブルーズは歌えない by  ボブ・ディラン」The Early Years 1927-1933 : Blind Willie McTel / アーリー・イヤーズ 1927-1933 : ブラインド・ウィリー・マクテル

戦前ブルーズ、古典ブルーズと言われる中にも重要人物はいっぱいいます。というより今でも名前が残っている人は全て重要人物です。その中でもとびきり有名で影響力の大きい大物ブルーズマン、ブラインド・ウィリー・マクテルをご紹介いたします。 
*クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル

「1960年代後半、多様化するロックに正攻法アメリカン・スワンプロックで中央突破したCCR」Chronicles : The 20 Greatest Hits : Creedence clearwater Revival / クロニクルズ : ザ・20グレイテスト・ヒッツ : クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル

1960年代後半から1970年代初期にかけてヒット曲を連発し、今からすれば短い活動期間ながら素晴らしい楽曲と共に語り継がれているバンドがあります。クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルです。
・Rock

「これぞストーンズが1970年代に破竹の快進撃を続けるベースとなった決定的アルバム」Beggars Banquet : The Rolling Stones / ベガーズ・バンケット : ザ・ローリング・ストーンズ

ストーンズの60年の歴史を語るときに幾つかの重要な時期があります。 その代表とされるのがこの1968年リリースの「べガーズ・バンケット」です。 このアルバムによって1970年代のストーンズ中期の傑作群へと繋がっていくベースが出来上がりました
・Jazz

「いつの時代でも色褪せないミンガス・ミュージックの出発点、ジャズを変えた名盤」Pithecanthropus Erectus : Charles Mingus / 直立猿人 : チャールズ・ミンガス

1956年、この時代のジャズの本流などとは関係ないところで1枚の歴史に残る作品がアトランティック・レコードからリリースされました。 タイトルからして秀逸な「直立猿人」。チャールズ・ミンガス・ミュージックの出発点、ジャズを変えた名盤です。
・Country, Bluegrass, Folk

「カントリーギターの祭典」Play:Brad Paisley / プレイ : ブラッド・ペイズリー

2008年11月4日にリリースされたカントリー・ミュージック界のホープ、ブラッド・ペイズリーの7枚目のアルバムです。正式には「Play : The Guitar Album」とタイトルされています。インストメインのギターアルバムです。 
・Rock

「時代も流行も我関せず“ディラン無双”の1970年代を象徴する名盤」Blood On The Tracks : Bob Dylan / 血の轍 : ボブ・ディラン

1965年に歴史的名曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」によって一時代を築いたボブ・ディランがその10年後にまたまた歴史に残る傑作「血の轍」をリリースしました。時代も流行も我関せず“ディラン無双”の1970年代を象徴する名盤です。
・Country, Bluegrass, Folk

カントリー氷河期1980年代を支えた完璧なプロダクションによるスーパー企画、The Complete Trio Collection : Dolly Parton, Emmilou Harris, Linda Ronstadt / ザ・コンプリート・トリオ・コレクション : ドリー・パートン、エミルー・ハリス、リンダ・ロンシュタット

カントリー氷河期1980年代を支えた完璧なプロダクションによるスーパー企画、ザ・コンプリート・トリオ・コレクション : ドリー・パートン、エミルー・ハリス、リンダ・ロンシュタット
・Rock

「伝統と革新性、アメリカン・ロックの鍵となるザ・バンドの味わい深い名ライブ盤」Rock of Ages : The Band / ロック・オブ・エイジズ : ザ・バンド

他にはない存在感でロックの歴史に名を残したアメリカのバンド、ザ・バンドの1972年リリースのライブアルバムです。1971年12月28日から大晦日まで行われたニューヨークのアカデミー・オブ・ミュージックでのライブをまとめたものとなります。
・Rock

「1980年代、デジタルミュージックが花開き、ブルーズ氷河期だった時代の救世主」Coudn’t Stand The Weather : Stevie Ray Vaughan and Double Trouble / テキサス・ハリケーン : スティーヴィー・レイ・ヴォーン・アンド・ダブル・トラブル

1980年代初期のアメリカ、いや世界中の軽音楽業界でもブルーズは全く流行らず、ほとんど聴かれていない状況でした。 そこへ突如としてブルーズの存在を見せつけてくれる男たちが登場し、ブルーズリバイバルというブームを牽引していきます。
・Rock

「1970年代に頂点を極めるロッククラシックス、コンセプトアルバムからプログレに至るまで全てはここから始まりました」Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band : The Beatles / サージャント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド : ザ・ビートルズ

1970年代に頂点を極めたロッククラシックス、コンセプトアルバムからプログレに至るまで全ては1967年のこのアルバムから始まりました。サージャント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド 、ロック史に最大級の影響を与えた名盤です。
・Soul R&B

「殿下の本領発揮、1980年代最高傑作とされる名盤」Sign ‘O’ The Times : Prince / サイン・オー・ザ・タイムズ : プリンス

プリンスの数あるアルバムに中でも最高傑作と評価される「サイン・オー・ザ・タイムス」です。 1987年にプリンスの9枚目のアルバムとしてリリースされました。これぞ殿下の本領発揮、1980年代最高傑作とされる名盤です。
・Jazz

「歴史的名盤というより、ジャズギターの名手による慈愛溢れる作品集」The Classic Roost Album Collection : Johnny Smith / ザ・クラシック・ルースト・アルバム・コレクション : ジョニー・スミス

 数年前になりますが、廉価版CDボックスセットを見ていたら「Classic Roost Album Collection」が見つかりました。ジョニー・スミスの8枚分のアルバムをCD4枚に収めて、2,000円...
・Rock

「スカイドッグ・オールマン亡き後、起死回生の傑作」Brothers and Sisters : The Allman Brothers Band / ブラザーズ・アンド・シスターズ : オールマン・ブラザーズ・バンド。

1970年代アメリカン・ロック、スワンプ・ロックの最も象徴的なバンドだった「オールマン・ブラザーズ・バンド」が逆境の中、起死回生の一打でリリースしたアルバムです。ここで方向転換してカントリーやブルーグラス風味の軽い感じも取り入れています。
・Jazz

「比類なき美しいアルトサックスの音を奏でる、Mr.ウエスト・コースト・ジャズ」Modern Art : Art Pepper / モダーン・アート : アート・ペッパー

アート・ペッパーはアメリカ西海岸を代表するジャズミュージシャンです。評論家スコット・ヤノウはアートが亡くなった時、「世界の偉大なるアルト奏者になるという目標を達成した」と言っています。
・Rock

「アフター・ザ・ビートルズの挑戦 : 静かなビートル編、超一流バンド割愛曲の大量放出アルバム」All Things Must Pass : George Harrison / オール・シングス・マスト・パス : ジョージ・ハリソン

ビートルズの中でも一番年下で「クワイエット・ビートル」と言われたジョージ・ハリソン。彼の活躍は主にビートルズ後期において顕著です。ビートルズ解散の1970年、ジョージは音楽的にとっても充実している時期で、いっぱい曲のストックがありました。
・Soul R&B

「Mr.ジェントル・ジーニアスと呼ばれた男の最高にクールでファンキーなR&B、ソウルの名盤です」Back to the World : Curtis Mayfield / バック・トゥ・ザ・ワールド : カーティス・メイフィールド

「バック・トゥ・ザ・ワールド」はアメリカのソウル・シンガー、ソングライター、ギタリストであるカーティス・メイフィールドのソロ第4弾として1973年にリリースされました。最高にクールでファンキーなR&B、ソウルの名盤です
・Rock

「“20世紀以降の音楽愛好家ならば必ず聴くべき1枚”、と言われる名盤です」Pet Sounds : The Beach Boys / ペット・サウンズ : ザ・ビーチ・ボーイズ

これはビーチボーイズのみならず、アメリカンロックのみならず、軽音楽のすべての歴史において最重要、最高傑作の一つとされる「ペット・サウンズ」です。ブライアン・ウィルソン主導による20世紀以降の音楽愛好家は必ず聴くべき1枚と言われる名盤です。
・Country, Bluegrass, Folk

「カントリー界のアウトロー、ジョニー・キャッシュの運命的な刑務所慰問ライブです」At Folsom Prison : Johnny Cash / アット・フォーサム・プリズン : ジョニー・キャッシュ

いつものように「ハロー・アイム・ジョニー・キャッシュ」といってコンサートが始まります。
これが世紀のカントリーの名盤、ライブ録音の「アット・ザ・フォーサム・プリズン」です。カントリー界のアウトローの運命的な刑務所慰問ライブです。
・Rock

「これがニューオリンズとロックの融合です。ミュージシャンズ・ミュージシャンの1974年極上ライヴ」Electrif Lycanthrope : Little Feat / エレクトリフ・ライキャンスロープ : リトル・フィート

2021年にライノより新しく初期の1974年のライブアルバムがリリースされました。ニューヨークのFMラジオ局が放送用に録音したスタジオライブです。1970年代から演奏もハイレベルで高音質という「高評価の海賊版」として有名でした。
・Rock

「これはニューオリンズとロックの化学反応です。タワー・オブ・パワーの最強ホーンセクションも入った1977年の極上ライヴ」Waiting for Columbus : Little Feat / ウェイティング・フォー・コロンブス : リトル・フィート

ロックの名ライブ盤、オールマン・ブラザーズの「フィルモア・イースト」などと並んで歴史的傑作とされる、1978年リリースのリトル・フィートの「ウェイティング・フォー・コロンブス」です。アルバムの中でも最高位と言われるくらいの名盤です。
・Rock

「かの偏執狂的個性派の音楽集団(といっても二人)によるアナログオーディオが極まった時代の傑作高音質盤です」Gaucho : Steely Dan / ガウチョ : スティーリー・ダン

偏執狂的超個性派バンド、スティーリー・ダンが七枚目のオリジナル・アルバム「ガウチョ」をリリースしたのが1980年11月です。現在でもスティーリー・ダンの代表作のみならず、名演奏、名録音、名音質の象徴的アルバムとして評価され続けています。
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