ギタリスト

・Rock

「ローリング・ストーンズがローリング・ストーンズらしかった最後の1枚、と言われる1970年代最後の名盤」Some Girls : The Rolling Stones / 女たち : ザ・ローリング・ストーンズ

よく「ローリング・ストーンズは『ブラック・アンド・ブルー』もしくは『サム・ガールズ』で解散していたらより神格化されたロックバンドになっていただろう」と言われます。これを私なりにまとめておきたいと思います。(同意しているわけではありません)
・Rock

「J.J.ケイルによる自然体のレイドバック・サウンドがAORに近づきました。そして癒しの名盤誕生です」Grasshopper : J.J.Cale / グラスホッパー : J.J.ケイル

呟くようなヴォーカル、とつとつと演奏するギターなど、いろんなことを総合して感じることは己を知り、我が道をいく、まるで「人生の達人」です。そういう俗世間とは離れたような達人がどういうわけか時代にマッチしそうになった時期がありました。
・Rock

「スティーヴ・クロッパーをプロデュースに迎え、メンフィスでレコーディング、結果いい感じのロックとブラック・ミュージックの邂逅となりました」Jeff Beck Group : The Jeff Beck Group / オレンジ : ジェフ・ベック・グループ

この時期、ジェフ・ベックはスライ・アンド・ファミリー・ストーンが大のお気に入りだったと言われています。スライはR&B、ファンクのバンドに白人も入れてロックファンに向けて演奏しました。ベックはこの逆のアプローチを行います。
・Rock

「もうハードロックは卒業だぜ!とばかりにソウル、ファンク、フュージョンをミックスしたロックに突入したジェフ・ベック・グループの第3弾、第2期ジェフ・ベック・グループの始動です」Rough and Ready : Jeff Beck Group / ラフ・アンド・レディ : ジェフ・ベック・グループ

想像するにスライ&ファミリー・ストーンやエレクトリック・マイルスに触れたジェフ・ベックは「もう、ハードロックは卒業だぜ!」とばかりにソウル、ファンクの世界に挑戦し始めたのでした。これぞスタイルだけではないジェフ・ベックの本物のロック魂です。
・Rock

「マイク・オールドフィールドの変わらぬ職人的な癒しの音楽世界と、驚異のポップセンスが両方詰まった名盤」Crises : Mike Oldfield / クライシス : マイク・オールドフィールド

ついに大ヒットとなる「ムーンライト・シャドウ」が現れました。と言いつつも昔からのニューエイジ・ミュージックやミニマル・ミュージック的な手法も完全に捨てたわけではなく、ここでもアルバムA面を占める大作「クライシス」が入っています。
・Jazz

「哀愁の旋律、ここに極まれり。CTIレーベルとジャズ・ギタリスト、ジム・ホールを代表する名盤」Concierto : Jim Hall / アランフェス協奏曲 : ジム・ホール

1975年にCTI レーベルからリリースされたモダンジャズ・ギタリストの筆頭、ジム・ホールの代表作です。ギター・プレイの特徴は、繊細で一見控えめながら実は内部で熱く燃えていると言われ、ビル・エヴァンスと同じようなイメージで語られます。
・Rock

「ブルーズ・ロックの頂点、ハードロックの原点と言われたイギリスの3ピース・パワーユニット、クリームの1966年デビューアルバム」Fresh Cream : Cream / フレッシュ・クリーム : クリーム

1966年12月9日にリリースされた英国人エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーによるロックバンド、クリームのデビュー・アルバムです。ロックの歴史においてこの時初めて「スーパーグループ」という言葉が使用されました。
・Jazz

「ブルーズを中心にヴァーサタイルな音楽スタイルで魅了させるケニー・バレル1965年の名盤」Kenny Burrell Guitar Forms / Kenny Burrell / ケニー・バレルの全貌 : ケニー・バレル

ヴァーヴでは1963年にジミー・スミスと共演してからの2枚目にあたります。当時はすでに10年近くのキャリアでベテランの域に入っていました。邦題で「ケニー・バレルの全貌」とあるようにケニー・バレルが自分の音楽的な幅を表現したアルバムです。
・Soul R&B

「追悼スティーヴ・クロッパー第2弾、M.Gズの1970年のアルバムはなんとビートルズ「アビー・ロード」のフルコピーです。」McLemore Avenue : Booker T.& the M.G.’s / マクレモア・アヴェニュー : ブッカー・T・アンド・ザ・M.G.ズ

1970年4月にリリースした10枚目のスタジオ・アルバムで、内容はビートルズのラスト・アルバム「アビー・ロード」のカバーです。タイトルはスタックス・レコード社屋の前の通りの名称であり、4人で道路を横切る構図というシャレの効かせようです。
・Soul R&B

「追悼スティーヴ・クロッパー、サザン・ソウルの名門スタックス・レコードを支えた職人集団、ブッカー・T・アンド・ザ・M.G.ズの歴史に残るデビュー・アルバムです」Green Onions / Booker T.& the M.G.’s / グリーン・オニオン : ブッカー・T・アンド・ザ・M.G.ズ

メンフィスにあったサザン・ソウルの名門スタックス・レコード。そこのハウスバンドとして数多の名曲に参加しているのがブッカー・T・アンド・ザ・M.G.ズです。彼らの奏でるサウンドがスタックスのサウンドとして世界中に認知されることになります。
・Jazz

「ウエス・モンゴメリーが奏でるジャズギターの真骨頂、ウイントン・ケリー・トリオとの白熱のライブ」Smokin’ at the Half Note : Wes Montgomery and The Wynton Kelly Trio/ スモーキン・アット・ザ・ハーフ・ノート :  ウエス・モンゴメリー・アンド・ウイントン・ケリー・トリオ

1965年にリリースされたジャズ・ギターの巨匠ウエス・モンゴメリーとウイントン・ケリー・トリオによるアルバムです。ハーフ・ノートのライブということですが、なぜかLPはA面2曲がタイトルのライブ、B面3曲はスタジオ・ライブという仕様でした。
・Rock

「今や古典となった思い出の「ディープ・パープル・ライブ・イン・ジャパン」、最新のスティーヴン・ウィルソン・リミックスでいかが?」Made in Japan : Deep Purple / ライブ・イン・ジャパン / ディープ・パープル

2025年「デラックス・エディション」「デラックス・ボックス」がリリースされまました。その中の「スティーヴン・ウィルソン・リミックス」は音楽配信サイトで単体販売(配信)されています。しかもとってもリーズナブルな価格設定となっております。
・Jazz

「一番ブルーズを感じさせるジャズ・ギタリスト、ケニー・バレルのブルーノート代表作」Midnight Blue : Kenny Burrell / ミッドナイト・ブルー : ケニー・バレル

1963年1月8日にリリースされました。昔から感じていることなんですが、このアルバムはそんなに聴き込んだわけでもないのに、バックの演奏もこの上なくシンプルなのに、自然と次に出てくるギターやサックスのフレーズがわかるようになるんです。 
・Rock

「1980年代を代表するブルーズ・ギタリストのデビュー・アルバム。同じくテキサスの先輩、ジョニー・ウインターとの違いも合わせて」Texas Flood : Stevie Ray Vaughan & Double Trouble / テキサス・フラッド – ブルーズの洪水 : スティーヴィー・レイ・ヴォーン&ダブル・トラブル

1980年代のブルーズリヴァイバルというブームがありました。その中心にいたのがスティービー・レイ・ヴォーン・アンド・ダブル・トラブルです。1983年、デヴィッド・ボウイが「レッツ・ダンス」でギターに起用して大ヒットさせたことから始まります。
・Rock

「1970年代ロックの教科書的なドラムとベース、そしてディストーションギターを多用したスティーリー・ダンの一番ロックな一枚。2025リマスター・バージョンと合わせての感想です」The Royal Scam : Steely Dan / 幻想の摩天楼 : スティーリー・ダン

「The Royal Scam /ザ・ロイヤル・スカム」は1976年5月31日にリリースされた5枚目のスタジオアルバムです。タイトルを直訳すると「王室詐欺」となるのですが邦題は「幻想の摩天楼」という素晴らしいものとなりました。
・Rock

「エリック・クラプトン30歳の記録、クラプトンの中でも一番レイドバックした、飽きのこない大人なアルバムです。ついでにスピーカーのエッジ交換をした話」There’s One in Every Crowd : Eric Clapton / 安息の地を求めて :  エリック・クラプトン

レコーディングはマイアミのクリテリア・スタジオ、ジャマイカのダイナミック・サウンド・スタジオで行われました。
ここで聞かれるのはゆったりのんびりしたレゲエ・サウンドです。
それをベースにブルーズ、ゴスペルなどをアレンジしていきます。 
・Rock

「『イギリスのハードロック界のパイオニア』と称されたフリーのデビューアルバム」Tons of Sobs : Free / トンズ・オブ・ソブス :  フリー

1969年にイギリスで四人組のバンドが現れました。全員まだティーンエイジャーですが、とてつもなくハードな音でブルーズを演奏するバンドです。名は「フリー」、音数が少なく間を活かしたハードでパワフルでブルージーなサウンドが身上でした。
・Rock

「1980年代を象徴するロック名盤、「ブラザーズ・イン・アームス」の40周年記念エディション、評価の高い1985年ツアーの一つ、サンアントニオのライブもオフィシャルに出ました」Brothers in Arms 40th Anniversary : Dire Straits / ブラザーズ・イン・アームス・40周年記念:ダイアー・ストレイツ

ちょっと遅れましたが、2025年5月16日についに1985年のビッグヒット「ブラザーズ・イン・アームス」の40周年記念エディションが発売となりました。あの時代を20代でリアルに体験している私にとってはなかなか感慨深いものがあります。 
・Rock

「1981年の空気感、スワンプでレイドバックしながらもほのかにシティ感覚、AORの香りもするJ.J.ケイルの傑作です。」Shades / J.J.Cale / シェイズ : J.J.ケイル

1981年にリリースされたJ.J.ケイルの6枚目のアルバム「シェイズ」です。聴いているとエリック・クラプトンやマーク・ノップラーが積極的にケイルのギタースタイルや歌い方、さらには音楽に対する姿勢までも取り入れたのがわかります。
・Rock

「今だからこそ見直されるべき名盤、ストーンズ1970年代ミック・テイラー期の集大成」It’s Only Rock n’ Roll : The Rolling Stones / イッツ・オンリー・ロックンロール : ザ・ローリング・ストーンズ

この「たかがロックンロール」というシンプルにして単刀直入、なかなか潔いタイトルのアルバムは1974年10月18日にリリースされたザ・ローリング・ストーンズのアルバムです。リリース時はアメリカでは1位、イギリスでは2位と大ヒットとなりました。
・Rock

「異次元スライドギタリスト、サニー・ランドレスを擁したジョン・ハイアット。ゴナーズとのハード・ドライヴィン・ロックンロール」Slow Turning : John Hiatt / スロー・ターニング : ジョン・ハイアット

1988年、好評だった「ブリング・ザ・ファミリー」の1年後、今度は新進気鋭の若いメンバーで組んだバンド「ゴナーズ」と活動し、8月にアルバム「スロー・ターニング」をリリースします。これがまた好評、エネルギッシュで若返った感までありました。
・Rock

「ヨーロッパの伝統に加えツェッペリン流儀のファンクやレゲエも、音楽性をさらに広げた4枚目。それとアート・デザイン・グループ『ヒプノシス』」Houses of the Holly : Led Zeppelin / 聖なる館 : レッド・ツェッペリン

前作までと比べるとここで作風というかアルバムのイメージが大きく変わりました。ブルーズの影響が希薄になった反面、ヨーロッパ伝統音楽的なもの、ジャマイカのレゲエのリズム、ファンクなどを取り入れて、今までとは違った世界を繰り広げました。
・Rock

「最高に気持ちのいいギターポップアルバム、AORとしても一級品、ボブ・ウェルチの奇跡的な1枚」French Kiss : Bob Welch / フレンチ・キッス : ボブ・ウェルチ

1976年、ボブ・ウェルチはパリスの突然の解散後、ソロアルバムをリリースしました。それが「フレンチ・キッス」です。奇跡的に美しい、素晴らしいアルバムです。今聞いても時代を超えたような美しいメロディが目白押しです。
・Rock

「これぞアメリカン・ハードロックという米国発のスリーピース・パワーユニットのデビューアルバムです。」Grand Funk Railroad On Time : Grand Funk Railroad / グランド・ファンク・レイルロード登場 : グランド・ファンク・レイルロード

音はハードでブルーズの影響も感じられますが、なんともサービス満点でわかりやすくハードロックの醍醐味を聴かせてくれます。何も考えずに力技でハードな世界に連れて行ってくれるのです。そこにはアメリカン・ハードロックのエッセンスが詰まっていました。
・Rock

「唯一無二の個性を持ったブルーズ・ロック発のハードロック・バンド、フリーの代表的名盤です。」Fire and Water : Free / ファイアー・アンド・ウォーター : フリー

1960年代後半、英国からとっても個性的なバンドが登場しました。ブルーズベースのハードなサウンドがウリのバンドです。バンド名は「フリー」、ギター、ベース、ドラムスのみのシンプルな編成です。今聞いても個性的で他では味わえない魅力があります。
・Country, Bluegrass, Folk

「2000年代を代表するカントリー・ギター・ピッカー」This is Country Music : Brad Paisley / ディス・イズ・カントリー・ミュージック : ブラッド・ペイズリー

“This is Country Music” なんてシンプルで強い言葉なんだろうとつくづく感心します。現代最高のカントリーギターピッカー、ブラッド・ペイズリーです。カントリーだけに拘らず多彩に広がり、しかも各楽曲の質は高いものです。
・Soul R&B

「早過ぎた傑作、スローでファンキー、グルーヴィー。リリース後10年以上経過して世界が認める名盤となりました。」There’s No Place Like America Today : Curtis Mayfield / ゼアズ・ノー・プレイス・ライク・アメリカ・トゥデイ : カーティス・メイフィールド

今では名盤、カーティス・メイフィールドの代表作などとも言われています。
しかし最初から評価の高いアルバムではありませんでした。
1975年のリリース時はさほど話題になることもなく、その他大勢のアルバム同様すぐに忘れられるような存在でした。 
・Jazz

「タイトルに偽りなし。まさに “驚異のジャズギター” 、時代を超えたジャズ・ギタリストの教典です。そしてウエスがクロスロードで悪魔と契約した話」The Incredible Jazz Guitar of Wes Montgomery : Wes Montgomery / インクレディブル・ジャズ・ギター : ウエス・モンゴメリー

ウエス・モンゴメリーの代表作というだけではなく、モダンジャズ、ジャズ・ギターの名盤と言われる「ザ・インクレディブル・ジャズ・ギター」です。多くのフォロワーを産み、ジャズギターの表現の幅を根本から変えてしまったその出発点です。
・Rock

「伝統音楽とオルタナティブの融合、Tボーン・バーネットを知っていますか。そして日本と海外の基本的な音の違いについて。」Proof Through the Night : T Bone Burnett / プルーフ・スルー・ザ・ナイト : Tボーン・バーネット

Tボーン・バーネットは1970年代から粛々と活動していますが特にヒットシングルもなく、名盤と言われるアルバムも残していません。知る人ぞ知る存在ですが超重要人物です。音楽への造詣も深く、音作りとレコーディングにもすごいこだわりが感じられます。
・Rock

「1978年リリース、世界中で注目され、ロックの歴史に大きな影響を与えたバンドのセカンドアルバム、その1」Don’t Look Back : Boston / ドント・ルック・バック : ボストン

1978年、米国と英国で歴史的なアルバムが2枚リリースされました。共通点は、セカンドアルバムである、そしてこのアルバムで世界的になった、自国では売れたが他方では売れなかった、結果、今は世代を超えてファンを獲得する名盤であるということです。 
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