アルバムタイトル「The BEATLES」通称「ホワイト・アルバム」はビートルズの1968年11月22日にアップル・レコードからリリースされた九枚目のアルバムです。
当然のごとく全世界でヒットしましたが、内容については今までのアルバムとは趣が違い発売当時は賛否別れました。
しかし時間と共に評価は上がって行き、現在ではビートルズの数あるアルバムの中でも上位に数えられます。
流れを見ると前作はフルアルバムとしては「サージャンと・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」です。
このアルバムはサイケデリックロックの牽引役となり、思いっきり凝ったサウンドで攻めていました。そしてミニアルバム「マジカル・ミステリー・ツアー」を挟んでこのLP二枚組「ホワイトアルバム」です。
マジカル・ミステリー・ツアーについては今でこそ当時リリースされていたシングル盤を入れて通常のアルバムみたいなイメージになっていますが、本来はLPのB面「ハロー・グッドバイ」からは無い、「アイ・アム・ザ・ウォルラス」までで完結するミニLPでした。
ホワイト・アルバムについては後からいろいろ分かったことですが、収録曲30曲のうち19曲はレコーディングの直前にインドのリシケシへ瞑想ツアーに行って、その時に作られたとのことです。
この時代、サイケデリックな音楽と共に精神世界への探究みたいなことが流行していて、音楽界ではマリファナなどと共にそういうのを取り入れることが時代の最先端でした。
インドの瞑想旅行は1968年2月から4月にかけて実施されましたが、結局のところリンゴ・スターが2週間で「食事が合わない」という理由で脱落します。
ほんとか無理やり理由を付けたのかわかりませんが、確かに旅行して食事が美味しくないのは辛いことです。
というかそんなんじゃ「おのれは観光旅行気分だったんかい」と真剣にやっていたジョージに怒られたのかもしれません。そしてポールも1ヶ月程度で離脱します。
今から考えるとなんかやっぱりそうかと思えるところがあります。二人ともそういうことに過剰にのめり込めない冷静な視点があったのでしょう。
ジョンは結局、最後までいましたがマヘリシに裏切られたと落胆して帰ります。
ジョージだけは多分初志貫徹の意思でやり遂げました。
しばらくはジョージの作品に影響が現れます。
そういうわけでホワイト・アルバムは材料のない中で作った今までになかったアコースティックギターやピアノの弾き語りみたいな曲と、最新のスタジオ録音技術を駆使した曲の2種類が収録されています。
中には、今までになかった、そして後にも出てこない、というこのアルバムならではの前衛的な作品もあります。
このアルバムの出会いは中学生の頃、よくレコード店でLPを眺めて一人興奮していましたが、思い出すのはこのホワイトアルバムのレコードの帯に「サーフィンからアバンギャルドまで、ビートルズ音楽の錬金術」と書かれていたのを思い出します。
一聴すると内容はかなりとっちらかった印象で、今までのビートルズみたいにアルバムに統一感はありません。
でもそこがまたなんとも全てが断片的であるが故のスケールの広さを感じさせる、という稀有な名盤となっています。
結果、飽きのこない奥行きのある作りになっているのです。
アルバムジャケットも印象的です。ジャケットデザインの変遷については、アイドル路線をやめた「ラバー・ソウル」から「リヴォルヴァー」「SGTペパーズ」「マジカル・ミステリー・ツアー」と極彩色になってきました。
でもここでは真っ白な紙に「The BEATLES」とエンボス加工した文字があるだけです。
そんなこんなでこのアルバムは当時こそビートルズの代表作とは言われませんでしたが、時間が経つほどに評価を上げていった作品となっています。
実際にはこの当時バンド内の雰囲気もよくなく、みんな解散を意識し始めた時期であったようです。でもそれでもスタジオ以外で集まって音を併せたりもしていました。
2018年のリミックスアルバムのデラックス・エディションで伝説のジョージの家で1968年5月に行われた通称「イーシャ・デモ」の全体像が明らかになりました。
イーシャ・デモが本当だったなんて、実際に聞けるなんて、とつくづくすごい時代になったものだと思います。
そしてお互い雰囲気が良くないが悪いにも関わらず、全てぼレコーディングが終わった段階で、ジョンとポールは二人は徹夜で曲順を決めたそうです。この辺に今まで築いてきたことへのプライドと仲間への信頼が見えます。
また、通常のアルバムでは曲間は3秒ほどあるのが普通ですが、ホワイトアルバムは意図的に短くしてあります。
レコーディング期間中にリンゴが2週間ほど口論となって来なくなった時期がありました。その間はポールがドラムを入れたりして進めていき、完成させたものがあります。
で、そこを今から思うとジョンもポールもリンゴのことは認めていたんだなあというのがわかります。それがジョンとポールで決めた曲順です。まず「バック・イン・ザ・USSR」というロックンロールで始まり、フォークロック風の「ディア・プルーデンス」と続きます。ここまでがリンゴ以外のメンバーがドラムを叩いている曲です。そしておもむろにビートを強調した「グラス・オニオン」でリンゴが登場します。「やっぱりキレのあるビートはリンゴじゃないと」と何気に思わせるような流れです。
他にもジョージの意を汲んで初めてビートルズ以外のミュージシャン、エリック・クラプトンを呼んで、「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」でリードギターを弾いてもらいました。
などと結構、気が合わなくなってきているのにお互い尊重している状況が見て取れるところもディープなファンとしてはなかなか面白く感じます。
このアルバムはビートルズらしい代表作かといえばそうでもなく、他のアルバムほどスタンダードとなりえる曲は多くありません。
しかしながらビートルズを聴けば聴くほど、好きになればなるほど評価の高くなるアルバムなのです。
気がつけば一番多く聴いたアルバムかもしれないという人も結構いるのです。
演奏
ジョン・レノン
ヴォーカル、ギター、ベース、ピアノ、ハモンドオルガン、メロトロン、ハーモニカ、タンバリン、ハンドクラップ、バッキングヴォーカル、サウンドエフェクト
ポール・マッカートニー
ヴォーカル、ベース、ギター、ピアノ、ドラムス、リコーダー、ハンドクラップ、カウベル、バッキングヴォーカル
ジョージ・ハリソン
ヴォーカル、ギター、ベース、ドラムス、ハモンドオルガン、パーカッション、バッキングヴォーカル、サウンドエフェクト
リンゴ・スター
ヴォーカル、ドラムス、パーカッション、ピアノ、バッキングヴォーカル
ヨーコ・オノ バッキングヴォーカル、ハンドクラップ、サウンドエフェクト
マル・エヴァンス バッキングヴォーカル、トランペット
エリック・クラプトン ギター(While My Guitar Gentry Weeps)
ジャック・ファロン ヴァイオリン(Don’t Pass Me By)
バッキングヴォーカル パティ・ハリソン、ジャッキー・ローマックス、ジョン・マッカートニー、モーリン・スターキー
オーケストラ関係は割愛します。
ジョージ・マーチン プロデューサー、ピアノ、オーケストラアレンジ、指揮
クリス・トーマス プロデューサー
ケン・スコット ミキサー/エンジニア
ジェフ・エメリック エンジニア
バリー・シェフィールド エンジニア(トライデント・スタジオ)
曲目
*参考までにyoutube音源をリンクさせていただきます。
1, Back in the USSR バック・イン・ザ・USSR
(ポール・マッカートニー)
チャック・ベリーの「Back in The USA」にかけたシャレです。軽快なロックンロールにビーチボーイズ風コーラスが加わります。この曲の録音中にリンゴは出ていってしまいました。ドラムはポール、ジョージ、ジョンの3人の演奏を組み合わせたものとしてあります。よく聞くと確かに本職のドラムでは無いような感じがします。アルバム的にはまず、ウォーミング・アップという感じです。
2, Dear Prudence ディア・プルーデンス
(ジョン・レノン)
ジョンのアコースティックギターのスリーフィンガーで始まります。ドラムはポールマッカートニーです。リマスターを聴くとベースのフレーズが改めて素晴らしいと感じられます。ジョンがインドで作った曲で、プルーデンスとは同行した女優ミア・ファーローの妹の名前だそうです。
3, Grass Onion グラス・オニオン
(ジョン・レノン)
ここからドラムはリンゴとなります。ジョンが自分たちのことを、というかここ最近の作品のことを敢えてなのでしょうが、適当に歌って言います。「フール・オン・ザ・ヒル」のくだりでちゃんとリコーダーを入れるなど随所に面白いこだわりが見えます。
4, Ob-La-Di Ob-La-Da オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ
(ポール・マッカートニー)
童謡のような曲でロックアレルギーの大人にも受け入れられました。小学校でも校内放送で使われたりしていました。ポールはこの曲に時間をかけて取り組んでいて、周りは呆れていたようです。確かにリズムは今までにない感じのものです。ただし、ジョンとジョージはポールの作るこういう曲は大嫌いだったそうです。リンゴは繰り返しドラムを叩くことに嫌になっていたそうです。
5, Wild Honey Pie ワイルド・ハニー・パイ
(ポール・マッカートニー)
「ジョンさあ、俺はトンがっていても音楽を崩して遊ぶのはこれくらいまでだよ。レボルーション9まで行く必要は無いと思うんだよなあ」とポールが言ってるような気がします。(個人の感想です)
6, The Continuing Story of Bungalow Bill ザ・コンティニューイング・ストーリー・オブ・バンガロー・ビル
(ジョン・レノン)
ポールの童謡風の音楽を嫌っていたジョンです。メロディはそれ風ですが、歌詞が意味深です。もちろんハッピーエンドではありません。ヨーコの声がエフェクト的に使われています。
冒頭に低いレベルで入っているフラメンコギターのようなフレーズはメロトロンのプリセット音だそうです。
7, While My Guitar Gentry Weeps ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス
(ジョージ・ハリソン)
「ヘイヨッ」みたいな掛け声とともに始まるジョージ・ハリソンの力作です。“elp” なんでしょうか?。ジョージは泣きのギターが必要だったので独断でエリック・クラプトンに頼みました。
このギターソロも素晴らしいものです。
ギター初心者だった頃、この曲の歌い出す直前のギターフレーズと「ホテル・カリフォルニア」の2回目のサビ “Welcome to the Hotel Califotnia” に続いてのギターフレーズの弾き方が謎で「どう弾いたらこんな音が出るんだろう」と悩んでいたことを思い出します。
是非体験していただきたいのは、この曲の持つパワーです。
2004年のロックンロール・ホール・オブ・フェイムのジョージ・ハリソンの追悼コンサートで豪華なメンバーでこの曲を演奏しました。最初はオリジナルのギターフレーズが完璧にコピーされていると感心して見ていました。(後でマーク・マンというギタリストであることを知りました)それだけでもすごいことですが、途中からプリンスが出てきて超絶ギターを披露してその場を全部持っていきます。改めて聞き惚れ、プリンスを見直す瞬間です。ファンならずとも一聴の価値ありと思います。
直接リンクはできませんがこれです。
8, Happiness is a Warm Gun ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン
(ジョン・レノン)
静かに始まり、ミディアムテンポで展開していくジョンらしい味わいの曲です。聴いていると割と自然な流れに感じますが、もともといろんな曲の断片を繋ぎ合わせたものでリズムも変化していき、バッキングは大変だったそうです。
9, Martha My Dear マーサ・マイ・ディア
(ポール・マッカートニー)
ポールのピアノとオーケストラバックで始まる、これはポールらしい優しいメロディの曲です。女性のことを歌っているのかと思いきや、マーサとはポールの家にいる犬の名前だそうです。
10, I’m So Tired アイム・ソー・タイアド
(ジョン・レノン)
ジョンの気だるそうなヴォーカルがなかなかよく、好きな曲です。学生の頃はよく心の中で口ずさんでいました。
11, Blackbird ブラックバード
(ポール・マッカートニー)
ホワイトアルバム生き物シリーズ第一弾、ポールのアコースティックギターの2フィンガー奏法です。メトロノームの音も入っています。いかにも宅録風です。歌詞は公民権運動で盛り上がっていた黒人差別を意識して書いています。
早逝の天才ジャズベーシスト、ジャコ・パストリアスがベースソロでこの曲を演っていました。
12, Piggies ピギーズ
(ジョージ・ハリソン)
生き物シリーズ第2弾、ジョージによる政治家風刺です。ジョージの場合はおとぎ話にはなりません。ジョンも手伝ったそうですが、なんか納得できます。
13, Rocky Raccoon ロッキー・ラクーン
(ポール・マッカートニー)
生き物シリーズ第3弾、ポールによるアメリカン・トラディショナルなナンバーでポールのどんな歌い方もできる器用さがわかります。ジョージ・マーティンはおまけ程度の曲として見ていたようです。
14, Don’t Pass Me By ドント・パス・ミー・バイ
(リンゴ・スター)
リンゴ初作曲の曲です。リンゴらしいカントリー風に仕上がっています。
15, Why Don’t We Do It in the Road ホワイ・ドント・ウイ・ドゥ・イット・イン・ザ・ロード
(ポール・マッカートニー)
ポールによるエキセントリックなナンバーです。長らくローリング・ストーンズの「ストリート・ファイティング・マン」のアンサーソングと伝えられていましたが、Wikiではポールがインドの路上で交尾している猿を見て、人間とか文明とかを思って作ったそうです。
ポールの喉はどんなタイプの声でも使い分けられそうです。すごい才能です。
16, I Will アイ・ウィル
(ポール・マッカートニー)
ポールによる軽く流したナンバーですが、シンプルだけど起承転結がはっきりしていてよくできています。ジョンとリンゴがパーカッションで参加しています。たまには普通に作って見ました、という感じでしょうか。
17, Julia ジュリア
(ジョン・レノン)
ジョンの弾き語りによる私的な曲です。母のジュリアとOcean Childと出てくるヨーコのことを歌っています。ジョンはこの時期、インドでアコースティックギターのスリーフィンガー双方を覚えて弾いたようです。ビートルズナンバーで唯一ジョン・レノンだけで演奏された楽曲です。
ジョン・レノン版たまには普通に作って見ました、です。
18, Birthday バースデイ
ジョンとポールがスタジオで1日で作って完成させた曲なのでイーシャ・デモには出てきません。にしては結構凝っていて聞きどころが多く、リフがハードロック調なので人気があります。
19, Yer Blues ヤー・ブルーズ
(ジョン・レノン)
ジョンらしいナンバーです。ジョンはローリング・ストーンズの「ロックンロール・サーカス」というテレビ用に制作された番組に「ザ・ダーティ・マック」というバンド名で出演してこの曲を演っています。メンバーが超豪華でジョン・レノン、エリック・クラプトン、キース・リチャーズ、ミッチ・ミッチェルという布陣です。ジョンは普通のジーンズに普通のGジャンという格好ですがそれでもカッコいいと思わせるところが流石です。
20, Mother Nature’s Sun マザー・ネイチャーズ・サン
(ポール・マッカートニー)
インドに行った時に、時間があって、自然があって、ギターがあったので作って見ました。という感じの曲です。でも流石にポールはアコースティックギターで作曲しても普通のフォークやカントリーなどとは違います。
21, Everybody’s Got Something to Hide Except Me and My Monkey エブリバディズ・ゴット・サムシング・トゥ・ハイド・エクセプト・ミー・アンド・マイ・モンキー
(ジョン・レノン)
ビートルズで最もタイトルの長いナンバーとして有名でした。モンキーとはヨーコのことだそうです。ということはジョンはどこかでヨーコの悪口を聴いて、この開き直ったような曲を作ったのだと思います。
普通に聴いてもノリが良くて面白い曲です。
22, Sexy Sadie セクシー・セディー
(ジョン・レノン)
ジョンの作品で女性のことを歌っているにかと思えばさにあらず、マハリシのことだそうです。ジョージに言われて歌詞を変えたそうです。個人的にはメロディラインが好きでビートルズの中でも上位に位置するナンバーです。心のひだをかきむしられるるような素晴らしいメロディです。
23, Helter Skelter ヘルター・スケルター
(ポール・マッカートニー)
よくメタルやパンクと同等に語られるビートルズの中でも最大級の破壊力を持つ曲です。ポールのとんでもなく張り上げたヴォーカルとアーというコーラスがパンクっぽさを出しています。
発想の元はザ・フーの「I Can See For Miles」だそうです。よりヘヴィーなサウンドを作ろうとしました。1960年代とは思えません。
最後に絶叫するのはリンゴで、ドラムを叩きすぎて「マメが潰れた」と言っています。
この後、チャールズ・マンソン事件などでこの曲を聞いて犯罪に走った人や聞きながら犯罪を重ねた人などが発生して、物議を醸しました。もちろんこれは犯罪を犯した人の言い訳であって、表現者ビートルズの問題ではありません。
24, Long, Long, Long ロング、ロング、ロング
(ジョージ・ハリソン)
ジョージの曲です。綺麗なメロディと不安な効果音が「ヘルター・スケルター」の後にくるので、この流れは秀逸です。
25, Revolution 1 レボルーション1
(ジョン・レノン)
シングルバージョンに比べると軽く、スローに演っています。このアルバムの流れとしてはその方が合っていると思います。
26, Haney Pie ハニー・パイ
(ポール・マッカートニー)
ポールがノスタルジックな音楽世界に引き続き戻しました。
27, Savoy Truffle サヴォイ・トラッフル
(ジョージ・ハリソン)
ジョージ作です。ジョージはこの時期、あえてジョンとポールに距離を置こうとしていたと答えています。確かにジョンとポールの世界とは違うイメージの曲です。個人的にサビのメロディはちょっと昔のビートルズを思い出したりします。
28, Cry Baby Cry クライ・ベイビー・クライ
(ジョン・レノン)
ジョンらしい名曲です。中世的な雰囲気も感じられます。個人的にはこのアルバムで1、2を争う名曲と思っています。
29, Revolution 9 レヴォルーション9
(ジョン・レノン)
生涯でこの曲を通して聞いたのは5回もありません。わかってしまえばああそうですかという時間です。ただ、この時代のテクノロジーと表現の広がりを示すものとして誰かがやらなければならなかった表現ということはわかります。きっとそれをやるのはジョンしかいなかったのです。
よく、「こんなものなんで長々と録音したんだろう」ということを言い始める人がいますが、「ラストの名曲グッド・ナイト」のイントロなんだよ」と答えることにしています。わかってもらえたことはありません。
聞くことはなくてもこの曲があるからホワイトアルバムなんです。
30, Good Night グッド・ナイト
(ジョン・レノン、歌リンゴ・スター))
この曲はロックではありません。でもヘルター・スケルターの後のロング、ロング、ロングと同じくこの振幅の差を楽しむべきところです。メロディが綺麗でノスタルジックな雰囲気は、最後におけばとりあえずサマになる曲ではあります。
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