・Rock 「アコースティックな面を出したツェッペリンの中では異色作、しかしさらなる進化を狙った重要作です。」Led Zeppelin Ⅲ : Led Zeppelin / レッド・ツェッペリンⅢ : レッド・ツェッペリン 「Led Zeppelin Ⅲ」です。ハードに徹した2ndアルバムの後なので、よりハードな音が求められていました。しかし本作はアコースティックギターを主体としたフォーキーな曲も多く、ツェッペリンは次の段階に進まねばならないと感じていました。 2024.06.28 ・Rock*レッド・ツェッペリンレッド・ツェッペリンⅢ
・Rock 「ある意味クラシック・ロックの基本だったブルーズ、その極北とも言えるオペラの手法でオリジナル・ロックを開花させたワン・アンド・オンリーのバンド、クイーン初期の集大成」A Night at The Opera : Queen / オペラ座の夜 : クイーン シングルカットされた「ボヘミアン・ラプソディ」はギネス・ワールド・レコーズによる「英国史上最高のシングル曲は?」というアンケートで堂々1位に輝いています。バンド名は大英帝国を感じさせるとともに一般的にホモ・セクシャルな意味もあったようです。 2024.06.18 ・Rock*クイーンオペラ座の夜
・Rock 「エリック・クラプトンとJ.J.ケイルの男の友情に浸るアルバムです。それと2023年のローリングストーン誌の『最も偉大なギタリスト』でのクラプトン順位凋落について思うこと」The Road to Escondido : J.J.Cale & Eric Clapton / ザ・ロード・トゥ・エスコンディード : J.J.ケイル・&・エリック・クラプトン 昔からロックの第一線で活躍してきたロックのカリスマ、エリック・クラプトンと、結局のところ生涯において知る人ぞ知る渋いミュージシャンで終わってしまった感もあるミュージシャンズ・ミュージシャンの代表J.J.ケイルの素晴らしきコラボレーション。 2024.06.18 ・Rock*J.J.ケイルザ・ロード・トゥ・エスコンディード
・Rock 「ニール・ヤングを代表する名曲『Heart of Gold=孤独の旅路』を含む名盤です。以降何十年も変わらない、ブレない姿勢の本質がここにあります。」Harvest : Neil Young / ハーヴェスト : ニール・ヤング ニール・ヤングを代表する名盤の一つである1972年リリースの「ハーヴェスト」です。「アフター・ザ・ゴールドラッシュ」と一対になっているようなアルバムで、全世界でヒットしました。2015年にはグラミー賞の殿堂入りをしたもう音楽遺産です。 2024.06.03 ・Rock*ニール・ヤングハーヴェスト
・Rock 「タイトなサウンドに斜に構えたヴォーカルが炸裂、アメリカン・ロックの雄トム・ペティ・アンド・ザ・ハートブレイカーズの出世作です。」Damn The Torpedoes : Tom Petty and The Heartbreakers / ダム・ザ・トルピード : トム・ペティ・アンド・ザ・ハートブレイカーズ 「ダム・ザ・トルピード」はアメリカン・ロックの正統派バンド、トム・ペティ・アンド・ザ・ハートブレイカーズの1979年、3枚目のアルバムです。過去2作も評価は高いのですが、このスケール感を増したサウンドでアメリカンロックの象徴となります。 2024.06.03 ・Rock*トム・ペティ・アンド・ザ・ハートブレイカーズ破壊
・Rock 「湧き出る創作意欲はLP1枚では収まりきれません。ロック初の2枚組アルバムとなりました」Blond On Blond : Bob Dylan / ブロンド・オン・ブロンド : ボブ・ディラン この時代のディランはエレクトリック化もそうですが、それと同時に特筆すべきは次々に湧き上がってくる語句と表現です。そして本作では創作意欲は止まることを知らず、2枚組アルバムとしてリリース。ロックにおいては初めての世に出た2枚組のLPでした。 2024.05.28 ・Rock*ボブ・ディランブロンド・オン・ブロンド
・Rock 「一度は触れていただきたい。孤独と疎外感を歌った名曲の深淵なる詩の世界」Sounds of Silence : Simon and Garfunkel / サウンズ・オブ・サイレンス : サイモン・アンド・ガーファンクル 今の日本において60歳以上の人で「サウンド・オブ・サイレンス」を知らない人などいないのではないか、と思われるほどのサイモンとガーファンクルの珠玉の名曲です。 理由は1967年の映画「卒業」の挿入歌として使われ、世界中でヒットしたためです。 2024.05.13 ・Rock*サイモン・アンド・ガーファンクルサウンド・オブ・サイレンス
・Rock 「キーワードはボーダーライン」Get Rhythm : Ry Cooder / ゲット・リズム : ライ・クーダー ジャンルを感じさせない音楽職人、ライ・クーダーの1987年11月リリース、11枚目のオリジナルアルバムです。ジョニーキャッシュから沖縄音楽までワイドに音楽を繰り広げます。名曲「アクロス・ザ・ボーダーライン」も是非ご賞味ください。 2024.05.13 ・Rock*ライ・クーダーゲット・リズム
・Rock 「薬物中毒から生還したクラプトンの音楽ができる喜びと思いやりが感じられます。ソロになってからの代表作です。」461 Ocean Boulevard : Eric Clapton / 461オーシャン・ブールヴァード : エリック・クラプトン 1974年に復帰作としてこの、「461オーシャン・ブールヴァード」をリリースしました。そしてこのアルバムは以降のクラプトンのイメージを決定づけました。ブルーズ、トラディショナル、ゴスペル、レゲエなどをレイドバック風味で演奏したのです。 2024.04.10 ・Rock*エリック・クラプトン461オーシャン・ブールヴァード
・Rock 「第3期キング・クリムゾン、3人となったクリムゾンが音の限界を提示する。今や1stアルバム “宮殿” と並び称される名盤」Red : King Crimson / レッド : キング・クリムゾン デビューアルバム「宮殿」と並ぶ名盤(とされる)「レッド」のご紹介です。プログレの中でも技巧派、知性派と言われるクリムゾンは1974年、ロバート・フリップ、ジョン・ウェットン、ビル・ブラフォードの3人の名義で「レッド」をリリースしました。 2024.04.10 ・Rock*キング・クリムゾンレッド
・Rock 「時が経つほどに評価が上がっていったアルバム、今やストーンズの代表作と言われるまでになりました。」Exile On Main St. : The Rolling Stones / メインストリートのならず者 : ザ・ローリング・ストーンズ ローリング・ストーンズの「メインストリートのならず者」登場です。1972年5月26日リリースの10枚目のスタジオアルバムです。一般的にはミック・テイラー期と呼ばれる中期の作品で、ストーンズ初の2枚組アルバムであり、アーシーな魅力があります。 2024.03.27 ・Rock*ザ・ローリング・ストーンズメインストリートのならず者
・Rock 「没後50年以上経っても未だギタリストNo1、神様ジミ・ヘンドリクスの本質を味わっていただくために」Are You Experienced : Jimi Hendrix Experience / アー・ユー/エクスペリエンスド : ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス オリジナルアルバムは4枚しかなく、デビュー1967年、ラストアルバム1970年と4年ほどしか正式な活動がないのに没後50年以上経過してもいまだにロックギタリストの最高峰に君臨するジミ・ヘンドリクスのデビューアルバムのご紹介です。 2024.03.21 ・Rock*ジミ・ヘンドリクスアー・ユー・エクスペリエンスド
・Rock 「ここでベックは後世に残るハードロックのフォーマットを作り上げました。」Truth : Jeff Beck Group / トゥルース : ジェフ・ベック・グループ 第1期ジェフ・ベック・グループの誕生、ここでハードロックのフォーマットが出来上がりました。それはヘビーなリズムにドライブするベース、強烈なシャウトとそれに対抗するような大音量のギターやキーボードというバンドです。 2024.03.21 ・Rock*ジェフ・ベックトゥルース
・Rock 「シンプルながら全てがスタンダードとなった、捨て曲なしの大名盤。ポップで奥行きのある楽曲群には1970年代の空気が見事にパッケージングされました。」Tapestry : Carole King / つづれおり : キャロル・キング キャロル・キングの代表作といえば1971年リリース「Tapestry=つづれおり」。シンプルなサウンドながら全てがスタンダードとなった、捨て曲なしの大名盤でポップで奥行きのある楽曲群に1970年代の空気が見事にパッケージングされました。 2024.02.25 ・Rock*キャロル・キングつづれおり
・Rock 「ロビー・ロバートソンの本来考えていた曲順をボブ・クリアマウンテンのリミックスで見事にアップデートしたザ・バンドの2020年版3rdアルバム」Stage Fright : The Band / ステージ・フライト : ザ・バンド 2020年に曲順を変えてリリースされたザ・バンドの3rdアルバム、「ステージ・フライト50周年記念エディション」は今までと違った印象になりました。さらにボブ・クリアマウンテンのリミックスで音質もさらにリアルになっています。 2024.02.23 ・Rock*ザ・バンドステージ・フライト
*ニール・ヤング 「現存するロックの生き神様、ニール・ヤングのフォーク時代を象徴する傑作」After The Gold Rush : Neil Young / アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ : ニール・ヤング 1960年代からアルバムをリリースし続け、一定の人気を保っているミュージシャンはそれほど多くははありません。中でも別格の存在がニール・ヤングです。最近はもうボブ・ディランやローリング・ストーンズと同じくロックの生き神様となって感もあります。 2024.02.15 *ニール・ヤングアフター・ザ・ゴールド・ラッシュ
紫の峡谷 「豊穣なアメリカ南部トラディショナル・ミュージックをアップデートし、再構築して紹介する音楽の伝道者」Into The Purple Valley : Ry Cooder / 紫の峡谷 : ライ・クーダー 豊穣なアメリカ南部トラディショナル・ミュージックをアップデートし、再構築して紹介する音楽の伝道者。そういう我が道をいくミュージシャンですが、ブルーズ、フォーク、ロックにハマればハマるほど無視できない存在になってくる人です。 2024.02.15 紫の峡谷
*クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル 「1960年代後半、多様化するロックに正攻法アメリカン・スワンプロックで中央突破したCCR」Chronicles : The 20 Greatest Hits : Creedence clearwater Revival / クロニクルズ : ザ・20グレイテスト・ヒッツ : クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル 1960年代後半から1970年代初期にかけてヒット曲を連発し、今からすれば短い活動期間ながら素晴らしい楽曲と共に語り継がれているバンドがあります。クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルです。 2024.02.02 *クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルクロニクルズ・ザ・20・グレイテスト・ヒッツ
・Rock 「これぞストーンズが1970年代に破竹の快進撃を続けるベースとなった決定的アルバム」Beggars Banquet : The Rolling Stones / ベガーズ・バンケット : ザ・ローリング・ストーンズ ストーンズの60年の歴史を語るときに幾つかの重要な時期があります。 その代表とされるのがこの1968年リリースの「べガーズ・バンケット」です。 このアルバムによって1970年代のストーンズ中期の傑作群へと繋がっていくベースが出来上がりました 2024.01.29 ・Rockベガーズ・バンケット
・Rock 「伝統と革新性、アメリカン・ロックの鍵となるザ・バンドの味わい深い名ライブ盤」Rock of Ages : The Band / ロック・オブ・エイジズ : ザ・バンド 他にはない存在感でロックの歴史に名を残したアメリカのバンド、ザ・バンドの1972年リリースのライブアルバムです。1971年12月28日から大晦日まで行われたニューヨークのアカデミー・オブ・ミュージックでのライブをまとめたものとなります。 2024.01.16 ・Rock*ザ・バンドロック・オブ・エイジズ
・Rock 「1980年代、デジタルミュージックが花開き、ブルーズ氷河期だった時代の救世主」Coudn’t Stand The Weather : Stevie Ray Vaughan and Double Trouble / テキサス・ハリケーン : スティーヴィー・レイ・ヴォーン・アンド・ダブル・トラブル 1980年代初期のアメリカ、いや世界中の軽音楽業界でもブルーズは全く流行らず、ほとんど聴かれていない状況でした。 そこへ突如としてブルーズの存在を見せつけてくれる男たちが登場し、ブルーズリバイバルというブームを牽引していきます。 2024.01.16 ・Rock*スティーヴィー・レイ・ヴォーンテキサス・ハリケーン
・Rock 「1970年代に頂点を極めるロッククラシックス、コンセプトアルバムからプログレに至るまで全てはここから始まりました」Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band : The Beatles / サージャント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド : ザ・ビートルズ 1970年代に頂点を極めたロッククラシックス、コンセプトアルバムからプログレに至るまで全ては1967年のこのアルバムから始まりました。サージャント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド 、ロック史に最大級の影響を与えた名盤です。 2024.01.09 ・Rock*ザ・ビートルズサージャント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
・Rock 「スカイドッグ・オールマン亡き後、起死回生の傑作」Brothers and Sisters : The Allman Brothers Band / ブラザーズ・アンド・シスターズ : オールマン・ブラザーズ・バンド。 1970年代アメリカン・ロック、スワンプ・ロックの最も象徴的なバンドだった「オールマン・ブラザーズ・バンド」が逆境の中、起死回生の一打でリリースしたアルバムです。ここで方向転換してカントリーやブルーグラス風味の軽い感じも取り入れています。 2023.12.30 ・Rockブラザーズ・アンド・シスターズ
・Rock 「アフター・ザ・ビートルズの挑戦 : 静かなビートル編、超一流バンド割愛曲の大量放出アルバム」All Things Must Pass : George Harrison / オール・シングス・マスト・パス : ジョージ・ハリソン ビートルズの中でも一番年下で「クワイエット・ビートル」と言われたジョージ・ハリソン。彼の活躍は主にビートルズ後期において顕著です。ビートルズ解散の1970年、ジョージは音楽的にとっても充実している時期で、いっぱい曲のストックがありました。 2023.12.27 ・Rock*ザ・ビートルズオール・シングス・マスト・パス
・Rock 「“20世紀以降の音楽愛好家ならば必ず聴くべき1枚”、と言われる名盤です」Pet Sounds : The Beach Boys / ペット・サウンズ : ザ・ビーチ・ボーイズ これはビーチボーイズのみならず、アメリカンロックのみならず、軽音楽のすべての歴史において最重要、最高傑作の一つとされる「ペット・サウンズ」です。ブライアン・ウィルソン主導による20世紀以降の音楽愛好家は必ず聴くべき1枚と言われる名盤です。 2023.12.21 ・Rockペット・サウンズ
・Rock 「これがニューオリンズとロックの融合です。ミュージシャンズ・ミュージシャンの1974年極上ライヴ」Electrif Lycanthrope : Little Feat / エレクトリフ・ライキャンスロープ : リトル・フィート 2021年にライノより新しく初期の1974年のライブアルバムがリリースされました。ニューヨークのFMラジオ局が放送用に録音したスタジオライブです。1970年代から演奏もハイレベルで高音質という「高評価の海賊版」として有名でした。 2023.12.18 ・Rock*リトル・フィートエレクトリフ・ライキャンスロープ
・Rock 「これはニューオリンズとロックの化学反応です。タワー・オブ・パワーの最強ホーンセクションも入った1977年の極上ライヴ」Waiting for Columbus : Little Feat / ウェイティング・フォー・コロンブス : リトル・フィート ロックの名ライブ盤、オールマン・ブラザーズの「フィルモア・イースト」などと並んで歴史的傑作とされる、1978年リリースのリトル・フィートの「ウェイティング・フォー・コロンブス」です。アルバムの中でも最高位と言われるくらいの名盤です。 2023.12.18 ・Rock*リトル・フィートウェイティング・フォー・コロンブス
・Rock 「かの偏執狂的個性派の音楽集団(といっても二人)によるアナログオーディオが極まった時代の傑作高音質盤です」Gaucho : Steely Dan / ガウチョ : スティーリー・ダン 偏執狂的超個性派バンド、スティーリー・ダンが七枚目のオリジナル・アルバム「ガウチョ」をリリースしたのが1980年11月です。現在でもスティーリー・ダンの代表作のみならず、名演奏、名録音、名音質の象徴的アルバムとして評価され続けています。 2023.12.10 ・Rock*スティーリー・ダンガウチョ
・Rock 「続け青盤。MALソフト、AIアシストで生まれ変わった衝撃の後期ビートルズ、青盤2023年エディションだ」The Beatles 1967-1970 2023Edition : The Beatles MALソフト、AIアシストで生まれ変わった衝撃の後期ビートルズ、青盤2023年エディション」The Beatles 1967-1970 2023Edition。後期ビートルズの入門用にも最適です。 2023.12.06 ・Rockザ・ビートルズ 1967-1970 2023エディション
・Rock 「出たぞ赤盤、MALソフト、AIアシストで生まれ変わった衝撃の初期ビートルズだ。赤盤2023年エディション」The Beatles 1962-1967 2023Edition : The Beatles MALソフト、AIアシストで生まれ変わった衝撃の初期ビートルズ、赤盤2023年エディション」The Beatles 1962-1967 2023Edition。最初に聞くべき初期のビートルズ入門にも最適アルバムです。 2023.11.26 ・Rock*ザ・ビートルズザ・ビートルズ 1962-1966 2023エディション