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「そして聴くべきピアニスト、エリントンです。これは“とんでもない”という頭文字がつく3名、偉大なるデューク・エリントン、鬼才チャールズ・ミンガス、天才マックス・ローチによる一夜限りの壮絶セッション」Money Jungle : Duke Ellington, Charles Mingus, Max Roach / マネー・ジャングル : デューク・エリントン

メンバーは歴史的にみてもジャズの頂点に燦然と輝く偉人デューク・エリントン、ジャズ界の鬼才、怒れるベーシストチャールズ・ミンガス、そしてこの中では多分唯一の紳士にしてスイング、バップの時代を渡り歩いた歌うドラマー、マックス・ローチです。
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「まずは聴くべきエリントンのピアノトリオです。ピアニストとしてのデューク・エリントンの奏でる世界」The Duke Plays Ellington : Duke Ellington / ザ・デューク・プレイズ・エリントン : デューク・エリントン

オリジナルは8曲を収録した10インチLPとして1954年にリリースしたものです。1953年4月13日、14日にLAのキャピトル・スタジオで、ベースにウエンディ・マーシャル、ドラムスにブッチバラードというトリオでレコーディングされました。
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「“世紀の大問題作”、“人に勧めるべきアルバムではない”とまで言われるエレクトリック・マイルス期の名作(迷作)の味わい方」On The Corner : Moles Davis / オン・ザ・コーナー : マイルス・ディヴィス

著書「マイルスを聞け!」で有名な故・中山康樹さんからして、マイルスのアルバムの中でも、「これは人に勧められるものではない。大好きだけどね」とおっしゃている問題のアルバム「オン・ザ・コーナー」です。マイルスはまた一つ新しい次元に入りました。
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「ブルーノート屈指のファンキーチューン、そして全編に渡り若き天才とこのアルバムに集まったサイドメンの名演が光ります。」The Sidewinder : Lee Morgan / ザ・サイドワインダー : リー・モーガン

トランペット奏者リー・モーガンが1964年7月にジャズの名門、ブルーノートからリリースした彼の代表作です。このアルバムはセールス的に大成功し、倒産寸前だったブルー・ノートを建て直したとまで言われています。ジャズとしては破格の大ヒットでした。
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「唯一無比の音楽はみんなを楽しませます。天才とも異才とも奇才とも呼ばれるローランド・カークの超弩級の記録です。」Volunteered Slavery : Roland Kirk / ヴォランティアード・スレイブリー : ローランド・カーク

基本的にジャンルとしてはジャズですが、ジャズはもちろんのことブルーズ、ソウル、ゴスペル、ファンク、ポップスと音楽のジャンルは軽く飛び越えて表現します。唯一無比の個性を持った、素晴らしいミュージシャン、ローランド・カークをご堪能ください。 
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「聞けば誰でも納得、ゴスペル・タッチのブルーノート・ファンクの傑作です。」Fuego : Donald Byrd / フュエゴ : ドナルド・バード

特にLPのB面ラストを飾る「ロウ・ライフ」には誰でもすぐにわかるファンキー、グルーヴィーに溢れています。このゴスペル由来の見事に「ノレる音楽」はその昔ジャズ喫茶でもものすごい人気で、特にB面のリクエストが絶えなかったそうです。
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「ソニー・ロリンズの真骨頂、ピアノレス・トリオという体脂肪率を落とし込んだバンド形態で挑戦する壮絶ライブ」A Night at the Village Vanguard : Sonny Rollins / ア・ナイト・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード : ソニー・ロリンズ

ソニー・ロリンズの1957年リリースの初のライブ盤です。レーベルはブルーノート、プロデューサーはアルフレッド・ライオン、録音はルディ・ヴァン・ゲルダー、「ヴィレッジ・ヴァンガード」での記念すべき最初のライブ作品でもあります。
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「ブルージー、ファンキー、グルーヴィー。R&Bテナーの名手、キング・カーティスの絶頂期の名ライブ」Live at Fillmore West : King Curtis / ライブ・アット・フィルモア・ウエスト : キング・カーティス

R&B、ソウル、ファンク好きの必須アイテムとなっている1971年のキング・カーティスと彼のバンド、ザ・キングピンズとメンフィス・ホーンズによるフィルモア・ウエストでのライブ盤、アルバムリリースの1週間後に路上で刺殺されてしまいました。
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「黒人初のヘビー級チャンピオン、ジャック・ジョンソンをハードロックとファンクの融合と言われた激しいサウンドでマイルスは描きました。」A Tribute to Jack Johnson : Miles Davis / ジャック・ジョンソン : マイルス・デイヴィス

「ビッチズ・ブリュー」が最終地点ではありませんでした。たぶんマイルスは自らの最終地点など考えても、思ってもいないことでしょう。
次なる表現を模索します。それがアルバムとしては1971年2月24日リリースの「ジャック・ジョンソン」です。
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「エリントンのキャリアの中で、最高のパフォーマンスだった。ジャズのこれまで、そしてこれからもあり得る全てを象徴していた、と評されたビッグバンド・ジャズ名演の記録」Ellington at Newport : Duke Ellington / エリントン・アット・ニュポート : デューク・エリントン

エリントンのキャリアの中で、最高のパフォーマンスだった。ジャズのこれまで、そしてこれからもあり得る全てを象徴していた、と評されたビッグバンド・ジャズ名演の記録、1957年ニューポート・ジャズ・フェスティバル
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「いつの時代でも色褪せないミンガス・ミュージックの出発点、ジャズを変えた名盤」Pithecanthropus Erectus : Charles Mingus / 直立猿人 : チャールズ・ミンガス

1956年、この時代のジャズの本流などとは関係ないところで1枚の歴史に残る作品がアトランティック・レコードからリリースされました。 タイトルからして秀逸な「直立猿人」。チャールズ・ミンガス・ミュージックの出発点、ジャズを変えた名盤です。
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「歴史的名盤というより、ジャズギターの名手による慈愛溢れる作品集」The Classic Roost Album Collection : Johnny Smith / ザ・クラシック・ルースト・アルバム・コレクション : ジョニー・スミス

 数年前になりますが、廉価版CDボックスセットを見ていたら「Classic Roost Album Collection」が見つかりました。ジョニー・スミスの8枚分のアルバムをCD4枚に収めて、2,000円...
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「比類なき美しいアルトサックスの音を奏でる、Mr.ウエスト・コースト・ジャズ」Modern Art : Art Pepper / モダーン・アート : アート・ペッパー

アート・ペッパーはアメリカ西海岸を代表するジャズミュージシャンです。評論家スコット・ヤノウはアートが亡くなった時、「世界の偉大なるアルト奏者になるという目標を達成した」と言っています。
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「ここでエレクトリック・マイルスが開花しました。ひとつの到達点はさらなるターニングポイントとなります」Bitches Brew : Miles Davis / ビッチズ・ブリュー : マイルス・デイヴィス

 1970年にリリースされたマイルスの代表作の一つとされる「ビッチズ・ブリュー」です。ついに電化マイルスは「マイルス・イン・ザ・スカイ」から始まって「ビッチズ・ブリュー」まで到達しました。ここで一区切りつけ...
*アルバート・アイラー

「これぞ人類、原始、心の咆哮、後継なき唯一の表現者の記録」Spiritual Unity : Albert Ayler Trio / スピリチュアル・ユニティ : アルバート・アイラー・トリオ

 ジャズの歴史の中で、今なお誰も追従し得ないようなオリジナリティを持ったサックス奏者がいます。それはベタな言い方をすると彗星の如く現れて1960年代を駆け抜けたアルバート・アイラーです。 アルバート・...
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「本当に異質の才能でした。ジャズの鬼才ローランド・カークの代表作です」The Inflated Tear : Roland Kirk / 溢れ出る涙 : ローランド・カーク

 ローランド・カークはアメリカのジャズミュージシャンです。 この人について短く端的に語るのは難しいのですが、とにかく表現していることが凄すぎます。技術的にも天才です。見た目もインパクト抜群です。 ...
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「この名称だけで充分です。“Mr.ファンキー・ジャズギター”」Feelin’ The Spirit : Grant Green / フィーリン・ザ・スピリット : グラント・グリーン

 音楽を聴いているとあっと思うようなマイ・フェイバリットなミュージシャンに出会う事があります。 それは音楽史において偉人、天才と言われたり、時代を牽引して華麗な実績を残す、というような人ではないかもし...
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「これがエレクトリック・マイルス開花直前の傑作」In a Silent Way : Miles Davis / イン・ア・サイレント・ウェイ : マイルス・デイヴィス

 マイルス・デイヴィスの1969年7月30日にリリースされたアルバム「イン・ア・サイレント・ウェイ」です。このアルバムはジャズのみならずロック方面からも絶賛されています。(ロックと言ってもいろいろですが)リ...
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「これが“ウエストコースト・ジャズの粋”というものです」My Fair Lady : Shelly Manne / マイ・フェア・レディ : シェリー・マン

 シェリー・マンは1950年代から80年代にかけて活躍したウエスト・コーストのジャズドラマーです。生涯、特定のグループに加わらずいろんな人とセッションをしました。 特にアメリカ西海岸のジャズへの貢献は...
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「人呼んで“静かに熱き印象主義の鍵盤奏者”」Waltz for Debby : Bill Evans Trio / ワルツ・フォー・デビー : ビル・エヴァンス・トリオ

 1950年代からジャズシーンで活躍したピアニストのビル・エヴァンスはジャズ界にあっては珍しく、老若男女を問わずファン層の広い人でした。しかも時代を超えて支持され、アルバムは途切れることなく発売され続けてて...
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「ブルーノートの秘蔵っ子ピアノトリオの人気盤」Moods : The Three Sounds / ムーズ : ザ・スリー・サウンズ

 ジャズピアニストというと今や音楽界では一躍ステータスな存在です。なぜか他の楽器より繊細で知的な雰囲気すら感じさせます。例えばドラムはリズムキープと曲の流れの強弱をつけるなどにおいて相当の基礎体力が必要です...
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「電化マイルス第二弾です」Filles de Kilimanjaro : Miles Davis / キリマンジャロの娘 : マイルス・デイヴィス

 マイルス・ディヴィスの1969年2月リリースの「キリマンジャロの娘」同年の電化マイルスの始まりである「マイルス ・イン・ザ・スカイ」の次に発表されました。リリース当初は完成度が低い、新しい音楽の模索などと...
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「イーストコーストの顔役、ウェストコーストでのコラボレーション」Way Out West : Sonny Rollins / ウェイ・アウト・ウエスト : ソニー・ロリンズ

 時は1957年3月、アメリカ東海岸(ニューヨーク)のソニー・ロリンズが西海岸(ロサンゼルス)に赴いて録音した大大大名盤「ウェイ・アウト・ウェスト」です。 この時期のソニー・ロリンズは彼のジャズ人生で...
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「巨匠が奏でる永遠の旋律」My Favorite Things : John Coltrane / マイ・フェイヴァリット・シングス : ジョン・コルトレーン

1965年に亡くなるまでジャズ 界を牽引して注目を集め、数々の影響を後世に残したテナーサックス 奏者のジョンコルトレーンです。 ジャズに興味がない人というでも誰でも知っている曲、たとえば「マイ・フェイバリット・シングス」がその代表です。
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「ジャズ進化の象徴 : エレクトリックマイルス序章」Miles In The Sky : Miles Davis / マイルス・イン・ザ・スカイ : マイルス・デイヴィス

1968年7月にリリースされたマイルス・デイヴィスのスタジオアルバムです。なぜか「鳥よけ」にしか見えないジャケットデザインがまた強烈に印象に残ります。エレクトリック・マイルス の出発点と言われており、このアルバムからエレクトリック・ベース、エレクトリック・ピアノが使用され始めました。
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「モンクの真髄に迫れるピアノトリオ盤」Thelonious Monk Trio : Thelonious Monk / セロニアス・モンク・トリオ : セロニアス・モンク

ジャズピアノの鬼才、セロニアス・モンクの数少ないピアノトリオ作品です。最小編成の中で世界が認める超個性の独特の間と和音を味わえる名盤です。今現在入手できるアルバム形態は1956年にプレステッジというレーベルからリリースされました。
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「ブルーノートの本音、テナーサックスのミドル級チャンピオン」Soul Station : Hank Mobley / ソウル・ステーション / ハンク・モブレー

ハンク・モブレーは1950年代から1960年代にかけてのハードバップ期に活躍したテナーサックス奏者です。 ブルーノート・レーベルでのアルバムが人気です。1950年代から60年代にかけて数々の質の高いアルバムをリリースしました。
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「何にもないけどブルーズはあるのさ。その1、ジャズ編」Nothing But The Blues : Herb Ellis / ナッシング バット ザ ブルース / ハーブ・エリス

「Nothing But The Blues]、深くて人生を感じる言葉です。しみじみといいタイトルだと思います。 知っている限り、今まで正式なこのタイトルのアルバムは3枚リリースされています・1957年 ハーブ・エリス 
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「モダン・ジャズの金字塔」Saxophone Colossus : Sonny Rollins / サキソフォーン コロッサス : ソニー ロリンズ

「サキソフォーン・コロッサス」通称「サキコロ」はモダン・ジャズを代表する1枚と言われています。ジャズを紹介する本などでは、必ずと言っていいほど名盤上位5枚には入ります。 1956年リリースです。当時のソニー・ロリンズ はまだ20代半ば
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「ジャズの化学反応 : マイルス by ブルーノートの傑作アルバム」Somethin’ Else : Cannonball Adderley / サムシン・エルス : キャノンボール・アダレイ

 ジョン・コルトレーンの「ブルー・トレイン」に続いて “これぞブルー・ノートの代表作” と言われるキャノンボール・アダレイ名義の「サムシン・エルス」です。主役はマイルス・デイヴィスです。訳あってマイルスの名...
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