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「フォークロックの中心的存在として1960年代のブリティッシュ・インヴェンションに対するアメリカの回答となったバンド、ザ・バーズ衝撃のデビューアルバム」Mr.Tambourine Man : The Byrds / ミスター・タンブリン・マン : ザ・バーズ

ザ・バーズとは1960年代中期にアメリカの若きフォーク・ミュージシャンたちがブリティッシュ・インヴェンションの影響でエレクトリック楽器を取り入れて演奏したバンドということになります。綺麗なメロディとサウンドでフォークロックを確立しました。
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「出ました。ジョン・レノンのアルティメイト・ミックス・シリーズ第3弾、『マインド・ゲームス』は思わず笑ってしまうほどの音のアップデートです。」Mind Games : John Lennon / マインド・ゲームス : ジョン・レノン

ジョン・レノンの音楽遺産の数々ですが、最近「マインド・ゲームス・アルティメイト・ミックス」が発表されました。 アルティメイト・ミックスのシリーズについては2021年4月の「じょんたま」、2023年10月の「イマジン」に続いての登場です。
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「この十代とは思えない表現力、西欧の伝統や文学性を感じる世界はハマる人には嵌ります。ササる人には刺さります。驚異の才能を持って出現した情念渦巻くケイト・ブッシュの世界」The Kick Inside : Kate Bush / 天使と小悪魔 : ケイト・ブッシュ

1958年7月30日ロンドン生まれ。11歳から曲を書き始め、19歳の時にシングル「嵐が丘」でデビューしました。4週間イギリスのチャートのトップに立ち、オリジナル曲でイギリスでチャートの1位になった初めての女性アーティストとなったのです。
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「アコースティックな面を出したツェッペリンの中では異色作、しかしさらなる進化を狙った重要作です。」Led Zeppelin Ⅲ : Led Zeppelin / レッド・ツェッペリンⅢ : レッド・ツェッペリン

「Led Zeppelin Ⅲ」です。ハードに徹した2ndアルバムの後なので、よりハードな音が求められていました。しかし本作はアコースティックギターを主体としたフォーキーな曲も多く、ツェッペリンは次の段階に進まねばならないと感じていました。
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「ある意味クラシック・ロックの基本だったブルーズ、その極北とも言えるオペラの手法でオリジナル・ロックを開花させたワン・アンド・オンリーのバンド、クイーン初期の集大成」A Night at The Opera : Queen / オペラ座の夜 : クイーン

シングルカットされた「ボヘミアン・ラプソディ」はギネス・ワールド・レコーズによる「英国史上最高のシングル曲は?」というアンケートで堂々1位に輝いています。バンド名は大英帝国を感じさせるとともに一般的にホモ・セクシャルな意味もあったようです。
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「エリック・クラプトンとJ.J.ケイルの男の友情に浸るアルバムです。それと2023年のローリングストーン誌の『最も偉大なギタリスト』でのクラプトン順位凋落について思うこと」The Road to  Escondido : J.J.Cale & Eric Clapton / ザ・ロード・トゥ・エスコンディード : J.J.ケイル・&・エリック・クラプトン

昔からロックの第一線で活躍してきたロックのカリスマ、エリック・クラプトンと、結局のところ生涯において知る人ぞ知る渋いミュージシャンで終わってしまった感もあるミュージシャンズ・ミュージシャンの代表J.J.ケイルの素晴らしきコラボレーション。
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「ニール・ヤングを代表する名曲『Heart of Gold=孤独の旅路』を含む名盤です。以降何十年も変わらない、ブレない姿勢の本質がここにあります。」Harvest : Neil Young / ハーヴェスト : ニール・ヤング

ニール・ヤングを代表する名盤の一つである1972年リリースの「ハーヴェスト」です。「アフター・ザ・ゴールドラッシュ」と一対になっているようなアルバムで、全世界でヒットしました。2015年にはグラミー賞の殿堂入りをしたもう音楽遺産です。
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「タイトなサウンドに斜に構えたヴォーカルが炸裂、アメリカン・ロックの雄トム・ペティ・アンド・ザ・ハートブレイカーズの出世作です。」Damn The Torpedoes : Tom Petty and The Heartbreakers / ダム・ザ・トルピード : トム・ペティ・アンド・ザ・ハートブレイカーズ

「ダム・ザ・トルピード」はアメリカン・ロックの正統派バンド、トム・ペティ・アンド・ザ・ハートブレイカーズの1979年、3枚目のアルバムです。過去2作も評価は高いのですが、このスケール感を増したサウンドでアメリカンロックの象徴となります。
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「湧き出る創作意欲はLP1枚では収まりきれません。ロック初の2枚組アルバムとなりました」Blond On Blond : Bob Dylan / ブロンド・オン・ブロンド : ボブ・ディラン

この時代のディランはエレクトリック化もそうですが、それと同時に特筆すべきは次々に湧き上がってくる語句と表現です。そして本作では創作意欲は止まることを知らず、2枚組アルバムとしてリリース。ロックにおいては初めての世に出た2枚組のLPでした。
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「一度は触れていただきたい。孤独と疎外感を歌った名曲の深淵なる詩の世界」Sounds of Silence : Simon and Garfunkel / サウンズ・オブ・サイレンス : サイモン・アンド・ガーファンクル

今の日本において60歳以上の人で「サウンド・オブ・サイレンス」を知らない人などいないのではないか、と思われるほどのサイモンとガーファンクルの珠玉の名曲です。 理由は1967年の映画「卒業」の挿入歌として使われ、世界中でヒットしたためです。
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「キーワードはボーダーライン」Get Rhythm : Ry Cooder / ゲット・リズム : ライ・クーダー

ジャンルを感じさせない音楽職人、ライ・クーダーの1987年11月リリース、11枚目のオリジナルアルバムです。ジョニーキャッシュから沖縄音楽までワイドに音楽を繰り広げます。名曲「アクロス・ザ・ボーダーライン」も是非ご賞味ください。
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「薬物中毒から生還したクラプトンの音楽ができる喜びと思いやりが感じられます。ソロになってからの代表作です。」461 Ocean Boulevard : Eric Clapton / 461オーシャン・ブールヴァード : エリック・クラプトン

1974年に復帰作としてこの、「461オーシャン・ブールヴァード」をリリースしました。そしてこのアルバムは以降のクラプトンのイメージを決定づけました。ブルーズ、トラディショナル、ゴスペル、レゲエなどをレイドバック風味で演奏したのです。
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「第3期キング・クリムゾン、3人となったクリムゾンが音の限界を提示する。今や1stアルバム “宮殿” と並び称される名盤」Red : King Crimson / レッド : キング・クリムゾン

デビューアルバム「宮殿」と並ぶ名盤(とされる)「レッド」のご紹介です。プログレの中でも技巧派、知性派と言われるクリムゾンは1974年、ロバート・フリップ、ジョン・ウェットン、ビル・ブラフォードの3人の名義で「レッド」をリリースしました。
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「時が経つほどに評価が上がっていったアルバム、今やストーンズの代表作と言われるまでになりました。」Exile On Main St. : The Rolling Stones / メインストリートのならず者 : ザ・ローリング・ストーンズ

ローリング・ストーンズの「メインストリートのならず者」登場です。1972年5月26日リリースの10枚目のスタジオアルバムです。一般的にはミック・テイラー期と呼ばれる中期の作品で、ストーンズ初の2枚組アルバムであり、アーシーな魅力があります。
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「没後50年以上経っても未だギタリストNo1、神様ジミ・ヘンドリクスの本質を味わっていただくために」Are You Experienced : Jimi Hendrix Experience / アー・ユー/エクスペリエンスド : ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス

オリジナルアルバムは4枚しかなく、デビュー1967年、ラストアルバム1970年と4年ほどしか正式な活動がないのに没後50年以上経過してもいまだにロックギタリストの最高峰に君臨するジミ・ヘンドリクスのデビューアルバムのご紹介です。
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「ここでベックは後世に残るハードロックのフォーマットを作り上げました。」Truth : Jeff Beck Group / トゥルース : ジェフ・ベック・グループ

第1期ジェフ・ベック・グループの誕生、ここでハードロックのフォーマットが出来上がりました。それはヘビーなリズムにドライブするベース、強烈なシャウトとそれに対抗するような大音量のギターやキーボードというバンドです。
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「このアルバムでバンドの姿勢、音楽性、社会性も含め、クラッシュはブリティッシュ・パンクの先頭に立ちました」London Calling : The Clash / ロンドン・コーリング : ザ・クラッシュ

「ロンドン・コーリング」は2枚組でスタイルもロックンロール、ロカビリー、パンク、レゲエなどのジャンルを取り入れています。 過去作に比べればサウンドもまとまって聞いていても安定感があり、個性あるヴォーカルを活かせています。
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「この少年はブルーズを歌うには若すぎる、という詩は深く心に刺さりました」Goodbye Yellow Brick Road : Elton John / グッドバイ・イエロー・ブリックロード : エルトン・ジョン

1970年代のエルトン・ジョンは何かに取り憑かれたような勢いで素晴らしい内容の、しかも売れるアルバムをリリースしました。 その中でもピークとされるのが1973年リリースのこのアルバムです。まるで音楽の神が降りてきたかのような曲が目白押しです。
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「シンプルながら全てがスタンダードとなった、捨て曲なしの大名盤。ポップで奥行きのある楽曲群には1970年代の空気が見事にパッケージングされました。」Tapestry : Carole King / つづれおり : キャロル・キング

キャロル・キングの代表作といえば1971年リリース「Tapestry=つづれおり」。シンプルなサウンドながら全てがスタンダードとなった、捨て曲なしの大名盤でポップで奥行きのある楽曲群に1970年代の空気が見事にパッケージングされました。 
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「ロビー・ロバートソンの本来考えていた曲順をボブ・クリアマウンテンのリミックスで見事にアップデートしたザ・バンドの2020年版3rdアルバム」Stage Fright : The Band / ステージ・フライト : ザ・バンド

2020年に曲順を変えてリリースされたザ・バンドの3rdアルバム、「ステージ・フライト50周年記念エディション」は今までと違った印象になりました。さらにボブ・クリアマウンテンのリミックスで音質もさらにリアルになっています。
*ニール・ヤング

「現存するロックの生き神様、ニール・ヤングのフォーク時代を象徴する傑作」After The Gold Rush : Neil Young / アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ : ニール・ヤング

1960年代からアルバムをリリースし続け、一定の人気を保っているミュージシャンはそれほど多くははありません。中でも別格の存在がニール・ヤングです。最近はもうボブ・ディランやローリング・ストーンズと同じくロックの生き神様となって感もあります。
紫の峡谷

「豊穣なアメリカ南部トラディショナル・ミュージックをアップデートし、再構築して紹介する音楽の伝道者」Into The Purple Valley : Ry Cooder / 紫の峡谷 : ライ・クーダー

豊穣なアメリカ南部トラディショナル・ミュージックをアップデートし、再構築して紹介する音楽の伝道者。そういう我が道をいくミュージシャンですが、ブルーズ、フォーク、ロックにハマればハマるほど無視できない存在になってくる人です。
*クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル

「1960年代後半、多様化するロックに正攻法アメリカン・スワンプロックで中央突破したCCR」Chronicles : The 20 Greatest Hits : Creedence clearwater Revival / クロニクルズ : ザ・20グレイテスト・ヒッツ : クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル

1960年代後半から1970年代初期にかけてヒット曲を連発し、今からすれば短い活動期間ながら素晴らしい楽曲と共に語り継がれているバンドがあります。クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルです。
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「これぞストーンズが1970年代に破竹の快進撃を続けるベースとなった決定的アルバム」Beggars Banquet : The Rolling Stones / ベガーズ・バンケット : ザ・ローリング・ストーンズ

ストーンズの60年の歴史を語るときに幾つかの重要な時期があります。 その代表とされるのがこの1968年リリースの「べガーズ・バンケット」です。 このアルバムによって1970年代のストーンズ中期の傑作群へと繋がっていくベースが出来上がりました
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「時代も流行も我関せず“ディラン無双”の1970年代を象徴する名盤」Blood On The Tracks : Bob Dylan / 血の轍 : ボブ・ディラン

1965年に歴史的名曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」によって一時代を築いたボブ・ディランがその10年後にまたまた歴史に残る傑作「血の轍」をリリースしました。時代も流行も我関せず“ディラン無双”の1970年代を象徴する名盤です。
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「伝統と革新性、アメリカン・ロックの鍵となるザ・バンドの味わい深い名ライブ盤」Rock of Ages : The Band / ロック・オブ・エイジズ : ザ・バンド

他にはない存在感でロックの歴史に名を残したアメリカのバンド、ザ・バンドの1972年リリースのライブアルバムです。1971年12月28日から大晦日まで行われたニューヨークのアカデミー・オブ・ミュージックでのライブをまとめたものとなります。
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「1980年代、デジタルミュージックが花開き、ブルーズ氷河期だった時代の救世主」Coudn’t Stand The Weather : Stevie Ray Vaughan and Double Trouble / テキサス・ハリケーン : スティーヴィー・レイ・ヴォーン・アンド・ダブル・トラブル

1980年代初期のアメリカ、いや世界中の軽音楽業界でもブルーズは全く流行らず、ほとんど聴かれていない状況でした。 そこへ突如としてブルーズの存在を見せつけてくれる男たちが登場し、ブルーズリバイバルというブームを牽引していきます。
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「1970年代に頂点を極めるロッククラシックス、コンセプトアルバムからプログレに至るまで全てはここから始まりました」Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band : The Beatles / サージャント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド : ザ・ビートルズ

1970年代に頂点を極めたロッククラシックス、コンセプトアルバムからプログレに至るまで全ては1967年のこのアルバムから始まりました。サージャント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド 、ロック史に最大級の影響を与えた名盤です。
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「スカイドッグ・オールマン亡き後、起死回生の傑作」Brothers and Sisters : The Allman Brothers Band / ブラザーズ・アンド・シスターズ : オールマン・ブラザーズ・バンド。

1970年代アメリカン・ロック、スワンプ・ロックの最も象徴的なバンドだった「オールマン・ブラザーズ・バンド」が逆境の中、起死回生の一打でリリースしたアルバムです。ここで方向転換してカントリーやブルーグラス風味の軽い感じも取り入れています。
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「アフター・ザ・ビートルズの挑戦 : 静かなビートル編、超一流バンド割愛曲の大量放出アルバム」All Things Must Pass : George Harrison / オール・シングス・マスト・パス : ジョージ・ハリソン

ビートルズの中でも一番年下で「クワイエット・ビートル」と言われたジョージ・ハリソン。彼の活躍は主にビートルズ後期において顕著です。ビートルズ解散の1970年、ジョージは音楽的にとっても充実している時期で、いっぱい曲のストックがありました。
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