70年代ロック

・Rock

「薬物中毒から生還したクラプトンの音楽ができる喜びと思いやりが感じられます。ソロになってからの代表作です。」461 Ocean Boulevard : Eric Clapton / 461オーシャン・ブールヴァード : エリック・クラプトン

1974年に復帰作としてこの、「461オーシャン・ブールヴァード」をリリースしました。そしてこのアルバムは以降のクラプトンのイメージを決定づけました。ブルーズ、トラディショナル、ゴスペル、レゲエなどをレイドバック風味で演奏したのです。
・Rock

「第3期キング・クリムゾン、3人となったクリムゾンが音の限界を提示する。今や1stアルバム “宮殿” と並び称される名盤」Red : King Crimson / レッド : キング・クリムゾン

デビューアルバム「宮殿」と並ぶ名盤(とされる)「レッド」のご紹介です。プログレの中でも技巧派、知性派と言われるクリムゾンは1974年、ロバート・フリップ、ジョン・ウェットン、ビル・ブラフォードの3人の名義で「レッド」をリリースしました。
・Rock

「時が経つほどに評価が上がっていったアルバム、今やストーンズの代表作と言われるまでになりました。」Exile On Main St. : The Rolling Stones / メインストリートのならず者 : ザ・ローリング・ストーンズ

ローリング・ストーンズの「メインストリートのならず者」登場です。1972年5月26日リリースの10枚目のスタジオアルバムです。一般的にはミック・テイラー期と呼ばれる中期の作品で、ストーンズ初の2枚組アルバムであり、アーシーな魅力があります。
・Rock

「このアルバムでバンドの姿勢、音楽性、社会性も含め、クラッシュはブリティッシュ・パンクの先頭に立ちました」London Calling : The Clash / ロンドン・コーリング : ザ・クラッシュ

「ロンドン・コーリング」は2枚組でスタイルもロックンロール、ロカビリー、パンク、レゲエなどのジャンルを取り入れています。 過去作に比べればサウンドもまとまって聞いていても安定感があり、個性あるヴォーカルを活かせています。
・Rock

「この少年はブルーズを歌うには若すぎる、という詩は深く心に刺さりました」Goodbye Yellow Brick Road : Elton John / グッドバイ・イエロー・ブリックロード : エルトン・ジョン

1970年代のエルトン・ジョンは何かに取り憑かれたような勢いで素晴らしい内容の、しかも売れるアルバムをリリースしました。 その中でもピークとされるのが1973年リリースのこのアルバムです。まるで音楽の神が降りてきたかのような曲が目白押しです。
・Rock

「シンプルながら全てがスタンダードとなった、捨て曲なしの大名盤。ポップで奥行きのある楽曲群には1970年代の空気が見事にパッケージングされました。」Tapestry : Carole King / つづれおり : キャロル・キング

キャロル・キングの代表作といえば1971年リリース「Tapestry=つづれおり」。シンプルなサウンドながら全てがスタンダードとなった、捨て曲なしの大名盤でポップで奥行きのある楽曲群に1970年代の空気が見事にパッケージングされました。 
・Rock

「ロビー・ロバートソンの本来考えていた曲順をボブ・クリアマウンテンのリミックスで見事にアップデートしたザ・バンドの2020年版3rdアルバム」Stage Fright : The Band / ステージ・フライト : ザ・バンド

2020年に曲順を変えてリリースされたザ・バンドの3rdアルバム、「ステージ・フライト50周年記念エディション」は今までと違った印象になりました。さらにボブ・クリアマウンテンのリミックスで音質もさらにリアルになっています。
*ニール・ヤング

「現存するロックの生き神様、ニール・ヤングのフォーク時代を象徴する傑作」After The Gold Rush : Neil Young / アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ : ニール・ヤング

1960年代からアルバムをリリースし続け、一定の人気を保っているミュージシャンはそれほど多くははありません。中でも別格の存在がニール・ヤングです。最近はもうボブ・ディランやローリング・ストーンズと同じくロックの生き神様となって感もあります。
紫の峡谷

「豊穣なアメリカ南部トラディショナル・ミュージックをアップデートし、再構築して紹介する音楽の伝道者」Into The Purple Valley : Ry Cooder / 紫の峡谷 : ライ・クーダー

豊穣なアメリカ南部トラディショナル・ミュージックをアップデートし、再構築して紹介する音楽の伝道者。そういう我が道をいくミュージシャンですが、ブルーズ、フォーク、ロックにハマればハマるほど無視できない存在になってくる人です。
・Rock

「時代も流行も我関せず“ディラン無双”の1970年代を象徴する名盤」Blood On The Tracks : Bob Dylan / 血の轍 : ボブ・ディラン

1965年に歴史的名曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」によって一時代を築いたボブ・ディランがその10年後にまたまた歴史に残る傑作「血の轍」をリリースしました。時代も流行も我関せず“ディラン無双”の1970年代を象徴する名盤です。
・Rock

「伝統と革新性、アメリカン・ロックの鍵となるザ・バンドの味わい深い名ライブ盤」Rock of Ages : The Band / ロック・オブ・エイジズ : ザ・バンド

他にはない存在感でロックの歴史に名を残したアメリカのバンド、ザ・バンドの1972年リリースのライブアルバムです。1971年12月28日から大晦日まで行われたニューヨークのアカデミー・オブ・ミュージックでのライブをまとめたものとなります。
・Rock

「スカイドッグ・オールマン亡き後、起死回生の傑作」Brothers and Sisters : The Allman Brothers Band / ブラザーズ・アンド・シスターズ : オールマン・ブラザーズ・バンド。

1970年代アメリカン・ロック、スワンプ・ロックの最も象徴的なバンドだった「オールマン・ブラザーズ・バンド」が逆境の中、起死回生の一打でリリースしたアルバムです。ここで方向転換してカントリーやブルーグラス風味の軽い感じも取り入れています。
・Rock

「アフター・ザ・ビートルズの挑戦 : 静かなビートル編、超一流バンド割愛曲の大量放出アルバム」All Things Must Pass : George Harrison / オール・シングス・マスト・パス : ジョージ・ハリソン

ビートルズの中でも一番年下で「クワイエット・ビートル」と言われたジョージ・ハリソン。彼の活躍は主にビートルズ後期において顕著です。ビートルズ解散の1970年、ジョージは音楽的にとっても充実している時期で、いっぱい曲のストックがありました。
・Rock

「これがニューオリンズとロックの融合です。ミュージシャンズ・ミュージシャンの1974年極上ライヴ」Electrif Lycanthrope : Little Feat / エレクトリフ・ライキャンスロープ : リトル・フィート

2021年にライノより新しく初期の1974年のライブアルバムがリリースされました。ニューヨークのFMラジオ局が放送用に録音したスタジオライブです。1970年代から演奏もハイレベルで高音質という「高評価の海賊版」として有名でした。
・Rock

「これはニューオリンズとロックの化学反応です。タワー・オブ・パワーの最強ホーンセクションも入った1977年の極上ライヴ」Waiting for Columbus : Little Feat / ウェイティング・フォー・コロンブス : リトル・フィート

ロックの名ライブ盤、オールマン・ブラザーズの「フィルモア・イースト」などと並んで歴史的傑作とされる、1978年リリースのリトル・フィートの「ウェイティング・フォー・コロンブス」です。アルバムの中でも最高位と言われるくらいの名盤です。
・Rock

「とっても高額です!でも日本のリマスター技術で蘇るありし日の日本武道館、ディランの音の風景が最高です。」The Complete Budokan 1978: Bob Dylan / ザ・コンプリート・ブドーカン 1978 : ボブ・ディラン

とっても高額!でも日本のリマスター技術で蘇るありし日の日本武道館、ディランの音の風景、最高です。」The Complete Budokan 1978: Bob Dylan / ザ・コンプリート・ブドーカン 1978 : ボブ・ディラン。
・Rock

「これがかのパンクでロックでキッチュなフリした才能溢れる策略家の登場でした」My Aim is True : Elvis Costello

 英国のミュージシャン、エルヴィス・コステロは1977年のデビュー以来、さまざまな音楽スタイルに挑戦して多くのアルバムをリリースしてきました。今や超ビッグネーム、音楽界のレジェンドとなったエルヴィス・コステ...
・Rock

「彼こそロックとアメリカ南部のネイティブ音楽を軽〜く深〜くクロスオーバーさせました」Paradise And Lunch : Ry Cooder / パラダイス アンド ランチ / ライ・クーダー

 日本ではライ・クーダーは知る人知るミュージシャンかもしれません。しかしアメリカンロック愛好家にとっては超大物のミュージシャンであり、良質なアメリカン・ミュージックの伝道者です。アメリカの良心とも言える存在...
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「名曲“キラー・クイーン”を携えた英国バンド、クイーンの1番ロックを感じる初期傑作アルバムです」Sheer Heart Attack : Queen / シアー・ハート・アタック : クイーン

「シアー・ハート・アタック」は1974年にリリースされたブリテッシュ・ロック・バンド、クイーンの三枚目のアルバムです。 このアルバムの収録されている「キラー・クイーン」が大ヒット(特に日本では)して一...
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「誰もが羨む自然体、タルサ・タイムで生き抜いたレイドバックの達人」Okie : J.J.Cale / オーキー : J.J.ケイル

 「オーキー」は1974年4月30日にリリースされたJ.J.ケイルの3作目のアルバムです。J.J.ケイルといえば知る人ぞ知るアメリカ音楽界の達人です。特にプラチナディスクを獲得とか、ヒットチャートの1位にな...
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「最も売れたアメリカン・ハードロック・バンドの初期(1970年代)代表作です」Rocks : Aerosmith / ロックス : エアロスミス

 「ロックス」は1976年5月にリリースされたアメリカ、ボストン出身のロックバンド、エアロスミスの四枚目のスタジオアルバムです。 前作「闇夜のヘビィーロック」から段々と評価を上げてきていましたが、さら...
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「ディランのような詩を、フィル・スペクターみたいなサウンドで、ロイ・オービソンのように歌いたかった。で始まるスプリングスティーンの出世作」Born To Run : Bruce Springsteen / 明日なき暴走 : ブルース・スプリングスティーン

 ブルース・スプリングスティーンの1975年にリリースしたアルバムです。これで一躍ブレイクしていっきにスターダムを駆け上がります。アメリカン・ドリームのお手本のように言われました。 タイトルの「ディランのよう...
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「フランク・ザッパ取扱説明書」Sheik Yerbouti : Frank Zappa / シーク・ヤブーティ : フランク・ザッパ

 フランク・ザッパは未だロック界の大物です。 世界中にファンがおり、アルバムは廃れることなく発売され、死後30年ほど経過した今でも強い影響力を持っています。 ザッパにはヒットチャートの1位となるような名...
・Rock

ここでロックとニューオリンズの解悟が極まりました」Dixie Chicken : Little Feat / ディキシー・チキン : リトル・フィート

 ロサンゼルスで結成され、各方面から絶賛されたリトル・フィートの代表作です。バンドにとっては3rdアルバムで1973年にリリースされました。どちらかといえばサザン・ロック、もしくはスワンプ・ロック的な立ち位置に分け...
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「ポール・マッカートニー版アフター・ザ・ビートルズの挑戦 : ウイングス、離陸開始」Band On The Run : Wings / バンド・オン.ザ・ラン : ウイングス

 ウイングスはバンドの中心人物、ポールマッカートニーがビートルズ解散後に結成したバンドです。 ポールは才能あふれる器用な人で作曲技術や楽器演奏においてビートルズの中でも1番幅広い人でした。でも1060年代の終...
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「最高水準サザン・ロックの記録」 The Allman Brothers Band : At Fillmore East / オールマン・ブラザーズ・バンド : アット・フィルモア・イースト

 サザンロックといえばアメリカン・ロックの1形態です。長髪、髭、ジーンズ、革ジャン、サングラス、それにハーレーダビットソンです。(ただの偏見です)その代表格がオールマン・ブラザーズバンドです。もうバンドの名前からし...
・Rock

「パーフェクトなデヴィッド・ボウイ・ワールド」The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars : David Bowie / ジギー・スターダスト : デヴィッド・ボウイ

 今は「ジギー・スターダスト」と正式に言われるようになったこのアルバムは1972年6月にリリースされました。アルバム1枚を通してストーリーのあるコンセプトアルバムです。これに合わせてライブもアルバムのイメージ通り、...
・Rock

「ミック・テイラー期の快進撃が味わえます」Sticky Fingers : The Rolling Stones / スティッキー・フィンガーズ : ザ・ローリング・ストーンズ

ロック名盤 ザ・ローリング・ストーンズのブルーズからカントリーまでアメリカ音楽を取り込んだアルバムの紹介です。多彩なバンドサウンドが全編に渡って楽しめるアルバムです。
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「第3期、紫の閃光」Burn : Deep Purple / 紫の炎 : ディープ・パープル

 数々の伝説を持つブリティッシュ・ハードロックバンド、ディープ・パープルの1974年にリリースした8枚目のアルバム「紫の炎」です。アルバムに納められれているタイトル曲「バーン」と「ミストリーテッド」に代表されるハー...
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「フォークからハードロック、ヨーロッパからアジアまで、味わい深い2枚組大作」Physical Graffiti : Led Zeppelin / フィジカル•グラフィティ : レッド・ツェッペリン

今やクラシックハードロックの王者となったレッド・ツェッペリンが1975年にリリースしたLPレコードで2枚組の大作です。 前作「聖なる館」はアルバムに統一感があ離ましたが、今回はとにかくいろんなことを詰め込んでみましたという感じです。
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